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作成日時:2021.09.20
更新日時:2021.09.20

アジア大躍進!タイ、ベトナムがラウンド16進出!|「ピヴォの反転アシスト」動画&解説|W杯8日目

PHOTO BYFIFA/Getty Images

9月19日、FIFAフットサルワールドカップ2021の8日目、グループCとグループDの全日程が終了。アジアのライバルであるタイ、ベトナムがワイルドカードでのノックアウトステージ進出を決めた。

グループCは、グループ首位を争うポルトガルとモロッコの試合は、どちらも譲らずドロー決着。ポルトガルが首位となった。3位になり、ワイルドカードでのノックアウトステージ進出を目指すタイは、ソロモン諸島対し、終盤はパワープレーも行い9-4と大勝しグループステージ突破を決めた。

グループFは、ブラジルがさすがの強さを見せて、グループステージ全勝の首位でノックアウトステージへ。ノックアウトステージ進出には負けられないベトナムはヨーロッパの強豪チェコと対戦。先制したベトナムは、1点を返されて同点になったものの、チェコの猛攻をしのぎ切ってドロー決着に持ち込み、ワイルドカードでのグループステージ突破を決めた。

日本がノックアウトステージ進出を決めれば、出場したアジアの国すべてが16強入りを果たすことになる。

 


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■グループC ポルトガルvsモロッコ|試合ハイライト(引用:J SPORTS)

この試合は、勝ったほうがグループステージ首位での突破が決まる試合であったが、非常にハイレベルな試合になり、どちらも譲らずドロー決着となった。
先制したモロッコに対し、第1ピリオド9分に同点に追いついたポルトガルは、17分に逆転に成功する。その逆転ゴールに注目したい。

いつ見たの!? 驚愕のアシストから決まったゴール!

第1ピリオド17分にチアゴ・ブリートのゴールでポルトガルが逆転に成功した。このゴールをアシストしたのがジッキーだった。

「いつ見たの!?」

そうジッキーに聞きたくなるようなアシストだった。

このゴールは、左サイドでの1対1をパニーが縦に突破し、カバーリングが来たところを中にいたジッキーにパス。マイナスへのパスだったため、ゴールを背にしてボールを受けたジッキーは体を反転してシュートを打つのかと思いきや、ファーサイドにパスを送り、フリーのチアゴ・ブリートがダイレクトでゴールに沈めた。完璧な崩しからのゴールだった。

このジッキーのプレーだが、パニーがドリブル突破をしてから自身がボールを受けるまでジッキーは一度も逆サイドを見ていないのだ。なぜそこにチアゴ・ブリートがいるのがわかったのだろうか? もちろん声がかかっていたのかもしれないし、チームとして攻撃の形だったかもしれない。

しかし、あの状況下で冷静にパスを選択したこと。逆サイドを見ることなく正確にパスを送ったのは彼の天性の感覚であり、技術の高さが伺える。

素晴らしいゴールもあれば、素晴らしいアシストもある。

アシストにも、フットサルの面白さが詰め込まれているので注目して頂きたい。

試合の結果は以下のとおり。

9月19日|大会8日目の結果

[グループC]
ポルトガル  3-3 モロッコ
ソロモン諸島 4-9 タイ

1位 ポルトガル[ラウンド16進出
2位 モロッコ [ラウンド16進出
3位 タイ [wcでラウンド16進出
4位 ソロモン諸島

[グループD]
ブラジル 5-1 パナマ
チェコ  1-1 ベトナム

1位 ブラジル [ラウンド16進出
2位 チェコ  [ラウンド16進出
3位 ベトナム[wcでラウンド16進出
4位 パナマ

[ワイルドカード該当チーム・グループABCD]
1位 タイ   [C3位]勝点4・差+2
2位 ベトナム [D3位]勝点4・差-7
—————————–
3位 コスタリカ[A3位]勝点3・差-2
4位 グアテマラ[B3位]勝点3・差-5

※グループEFの3戦目は20日開催。
※6チーム中、上位4チームがラウンド16進出

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