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2021.09.30

連覇を狙うアルゼンチンが決勝進出!!|「クワトロからのプレス回避」動画&解説|W杯15日目

PHOTO BYFIFA/Getty Images

9月29日、FIFAフットサルワールドカップ2021の15日目、この日は準決勝の第1試合、ブラジルvsアルゼンチンの試合が行われた。

注目の南米対決は今大会屈指の好ゲームとなり、守備力で勝るアルゼンチンが1-2で勝利した。

この試合、序盤にリズムをつかんだのはブラジル。フェラオの反転シュートや、左サイドでのディエゴの1対1、ピトの個人技からシュートチャンスを作る。だが試合が進むにつれて、アルゼンチンのディフェンスがブラジルの攻撃に対応し始める。

そんな中、先制したのはアルゼンチン。第1ピリオド11分に、キックインの流れからボルトのシュートが一度はディフェンスにブロックされるも、こぼれたボールを素早く拾い、スライディングで倒れていたロドリゴをかわしてシュートパスをファーサイドに送ると、バポラキが押し込んだ。

畳み掛けるアルゼンチンは13分に追加点を奪う。クワトロでのボール回しから右サイドの裏に抜け出したレシアにロングパスが通る。その折り返しにボルトが合わせてリードを2点に広げた。

再三チャンスを作りながらもゴールが遠かったブラジルは17分、コーナーキックの流れからピトのパスにフェラオが合わせて1点を返す。このまま第1ピリオド終了。

第2ピリオドはリードされているブラジルが攻勢に出る。

まずは、ホシャが右サイドの1対1から中にカットインしてシュートを放つ。23分には、フリーキックからロドリゴが得意のトーキックでゴールを狙うもサルミエントにセーブされる。

攻撃のタレントホシャ、フェラオ、ディエゴ、ピトを中心に多くのシュートチャンスを作るも、アルゼンチンの堅い守備を前にゴールを奪えず10分が経過。残り8分には両チーム共に5ファウルとなる激しいゲーム展開。

その後も、ゴレイロのギッタを上げた攻撃を織り交ぜながら攻め込むブラジルだったが得点を奪うことができず、残り3分でディエゴをゴレイロに変えてパワープレーを開始。しかし、最後まで体を張って守りきったアルゼンチンが勝利した。

この結果により、決勝進出の1チーム目は連覇がかかるアルゼンチンとなった。


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■準決勝 ブラジルvsアルゼンチン|試合ハイライト(引用:J SPORTS)

W杯予選を兼ねた南米選手権の決勝と同一カードとなったこの対戦。その際は3-1でアルゼンチンが勝利している。この試合も南米対決らしい真っ向勝負の激しい戦いになった。

第1ピリオドにアルゼンチンが先制し、すぐに追加点を決めたのだが、この2点目のゴールについて解説したい。

完璧なプレス回避から決まったボルトのゴール!

この試合、両チーム共に前からの激しいプレッシングでボールを奪いにいくディフェンスをしていたため、どのようにプレスを回避していくかが鍵になっていた。

前からのプレッシングを回避するためには、早い段階で高い位置にいるピヴォにボールをあてる、もしくは流動的にパスを回しながら相手ディフェンスの背後をとっていくことが必要になる。

アルゼンチンの2点目は後者のゴールだった。

ブラジルはゾーンではなくマンツーマンのディフェンスを採用していたため、カバーリングする選手がいなく、クワトロでボールを回すことにより背後のスペースが空きやすくなっていた。

アルゼンチンは4人でボールを回すことで、ブラジルディフェンス全員を一度自陣に引きつける。パス回しの流れの中で、ディフェンス背後の右奥のスペースにレシアが抜け出し、そこにパポラキがロングボールを配給。レシアのダイレクトでの折り返しに、ゴール前に走りこんだボルトが合わせてゴール。

前からのプレッシング、マンツーマンのディフェンスを攻略した完璧なゴールだった。

バポラキのロングボールの精度も素晴らしかったが、アルゼンチンらしい全員が連動したゴールが結果的に決勝点となった。

個の能力で打開したり、ゴールを決めるプレーも魅力的だが、全員が連動した美しいパス回しもまたフットサルの魅力の1つである。

W杯連覇に王手をかけたアルゼンチン。この日も2ゴールに絡んだボルト、バポラキは決勝でもキーマンになるだろう。

本日、決勝に進出するもう1チームが決まる。

試合の結果は以下のとおり。

9月29日|大会15日目の結果

[準決勝]
🇧🇷ブラジル 1-2 🇦🇷アルゼンチン

[準決勝日程]
日本時間
30(木)26:00 🇵🇹ポルトガル - 🇰🇿カザフスタン

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