更新日時:2022.09.20
【代表戦後コメント】“世界”に挑戦する18歳の原田快が感じたリアル。「オフェンス面では戦えると感じた。これからは…」
PHOTO BY高橋学
9月15日、島根県・松江市総合体育館で日本代表vsブラジル代表の国際親善試合が行われ、日本は1-5で敗戦した。
先月、スペインに渡り世界のビッククラブ・FCバルセロナのBチームへ移籍した原田快が日本代表選手としてブラジル代表と対峙した。相手には、所属するバルサのトップチームで活躍する選手が3人も在籍。今後、彼ら世界トップクラスの選手のなかに割って入らなければいけない原田は、この試合で何を感じただろうか。
18歳でブルーのユニフォームに袖を通し、将来を期待される原田に試合を振り返ってもらうとともに次の第2戦を含めたこの先の“未来”について聞いた。
取材=北健一郎
編集=舞野隼大
「俺はブラジル相手でもできる」というのを見せつけたい
──国内で初めて代表戦を戦った感想は?
雰囲気が全然違いました。何か結果を残さないといけないという使命感があっての結果がこれでした。
──若いながらもシュートまでいく場面多くつくれていたように見えました。自分のなかでの手応えは?
オフェンス面では戦えると感じた部分がありました。これからは“戦えている状態”ではなくて、ブラジル相手を超えてゴールを決められたらいいなと思います。でも、ディフェンスは全然ダメだったので、課題を全体的に克服していって、オフェンスもよくしていきたいです。
──もっと前で仕掛けていきたいと思うのですが、後ろに引いていたのはブラジルのプレッシャーを感じていたからですか?
それは関係なくもっと前でプレーしたかったのですが、あそこが限界でした。もっと前にいってたら寄せられて取られてしまうと思ったので、あそこで仕掛けるのが最善だと思いました。
──バルサのピトと一緒にプレーしたことは?
ブラジル代表組は一緒にやったことないですが、たまに練習にいたりします。練習を見ていても「うまいな」と思うことがありますが、試合と練習は全然違うので、レベルが違いますよね。ブラジルのなかでもバルサの3人はズバ抜けていました。
──そのメンバーの一員になることをこれから目指していくわけですが。
楽しみですけど、とりあえず頑張って結果を出さなければいけないですね。
──練習自体はどのくらい参加したのでしょうか?
2週間でこっちに来て、代表活動が終わったらまた帰る感じです。自分はバルサBなので、世界トップレベルのAチームにいる選手たちと一緒にプレーしたいという思いがあります。日本ではペスカドーラ町田というトップチームでプレーさせてもらっていましたが、バルサのBチームは世界で見たレベルはそんなに高くない。なのでAチームに上がって世界のレベルをもっと体感したいです。
──10代で日本代表を背負ってプレーされていますが、原田選手としてはどんな意識ですか?
バルサのエンブレムを背負ってプレーするのも、日の丸を背負ってプレーするのもどちらもワクワクしますね。18歳でバルサというビッククラブで最初にプレーできてい日本人選手として、日本人をたくさん送り込める架け橋になりたいと思っています。
──日曜日のブラジル戦ではどんなプレーをしたいですか?
今日もシュートを何本か打ちましたが全然入らなかったので、試合に出ている限りはやはりゴールを狙いたいですね。全世界が注目しているなかで点を取って、「俺はブラジル相手でもできる」というのを見せつけたいです。
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