更新日時:2023.12.07
【日本代表】木暮ジャパンで飛躍を遂げるレフティ・堤優太「(横浜と代表で)少し戦術は違うが、僕の見える景色は一緒」
PHOTO BY本田好伸
日本代表は9月28日、AFCアジアカップ予選に向けた活動をスタートした。10月1日までは、高円宮記念JFA夢フィールドで毎日、午前・午後のトレーニングを行い、その後、大会が行われる台湾へと移動し、7日に初戦を迎える。
堤優太は、2021年12月の木暮ジャパン発足時に日本代表に初選出され、以来、新たな左利きアタッカーとして目覚ましい活躍を見せている。ただし、昨年のアジアカップ本大会では、メンバーに入ることができなかった。
自身初となる本大会メンバー入りへ、堤の心境を聞いた。
戦術が変わっても、僕の見える景色は一緒
──初日の練習はいかがでしたか?
初日というところで、午前はコンディションの調整やセットプレーの確認、この活動の目的と目標をミーティングで共有しました。午後は、攻撃を目的とした練習で、午前より高い強度、クオリティで練習できました。いいトレーニングができたと思います。
──今日の練習はほぼ4-0でしたが、木暮賢一郎監督の戦術はいかがですか?
4枚で入って、ピヴォの選手が押し込めば、相手コートでの迫力が出るので、そこを重視して今は、4-0が攻撃のコンセプトになっています。
──4-0を軸とした戦術へのフィット具合はいかがですか?
横浜と代表とで少し戦術は違いますが、僕の見える景色は、横浜でプレーする時と一緒なので、すんなりコンセプトに入れています。個人的にもコンディションはいいので、意識を高く、もっとフィットして、もっとチームのクオリティを高く上げられるように、このアジアカップ予選で2連勝できるように頑張っていきます。
──木暮監督に期待されているポイントはいかがですか?
フットサルにおいて、左利きはすごく重要視されています。右サイドで時間を作ること、この前のブラジル遠征ではGKと1対1になれた部分が多かったので、そこでゴールを取るところが求められています。
一致団結して2連勝できるように
──先日終了した代表候補合宿には、横浜から菅原健太選手、安井嶺芽選手が参加していました。何か連絡などは取っていますか?
2人の合宿が終了した時に連絡を取って、「いい経験ができたんじゃないか」という話をしました。
──具体的なアドバイスなどはされましたか?
合宿の事前に、クラブと代表では間違いなくレベルが違うこと、スピーディにかつ、頭の中を休めてはいけないということはアドバイスしていました。
(安井選手と菅原選手には)合宿の3日間で得たものをチームに還元してくれればと思いますし、僕もこのアジアカップ予選でいいものを得て、還元し、横浜の力を上げられるように頑張っていきたいと思います。
──最後に、アジアカップ予選に向けての意気込みをお願いします。
簡単なものではないと思います。チーム一丸になることが代表チームを強くすると思うので、一致団結して2連勝します。個人の部分でも、もっとチームに貢献できるように頑張っていきます。
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