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2019.02.22

【インタビュー】50万円はゴールじゃない。“たぐP”こと田口元気が考えるクラウドファンディングの真の狙いとは?

PHOTO BYフウガドールすみだ

フウガドールすみだが、インターネット上で資金調達を行うクラウドファンディングを介して墨田区総合体育館に大型スクリーンを設置するプロジェクトを開始した。

中心となったのは、選手発信でさまざまな施策を実行してきた「Reverse&Rebirth(通称:リバプロ)」のプロデューサー・田口元気。締め切りまで1カ月近くあるにもかかわらず、2月21日現在で目標金額の50万円を上回る54万6000円を早くも集めている。

なぜ大型スクリーンの設置を目指すのか。なぜクラウドファンディングという手段を選んだのか。たぐPこと田口に話を聞いた。

すみだらしいリターンで喜んでもらう

──ホーム最終戦で大型スクリーンが初めて設置されましたが、反響はいかがでしたか?

僕たちのホームアリーナである墨田区総合体育館には、試合のリプレイや選手紹介などを流すスクリーンが常設されていません。スクリーンがあれば、チームや選手などの試合情報やルール解説などさまざまな情報を公開できます。これはまだまだ発展途上のフットサルには必要なものだと思っています。

最終戦ではトライアルとして選手紹介を流したのですが、反響はとても良かったです。音だけでなく映像が加わることで演出の幅は大きく広がります。一方で席によっては試合が見づらくなったという意見もありました。設置場所などは何が最適なのかをこれから模索していく段階です。

──それでもアリーナスポーツとして映像を使ったアクションは大事な一歩だと思います。

僕たちがターゲットとしているファミリーや墨田区在住の方、若い世代などのライト層に向けて見せていく中で、展開の早い試合はフットサルの魅力である一方、早すぎてついていけないことも事実です。ゴールシーンが一番盛り上がる場面だと思いますが、その魅力を伝えきれていないと感じています。スクリーンがあれば演出の部分で厚みを出せます。

ただ、どういう風にリプレイを流すかは考えなければいけません。試合中にリプレイを流せば視線はそっちにいってしまいますが、フットサルは3秒あればゴールが入るようなスポーツ。リプレーを見ているうちにゴールを見逃してしまったなんてことは避けなければいけません。

試合中は会場の雰囲気や熱量を感じてもらうことが一番で、見逃した場面をハーフタイムなどにハイライトで見てもらう。そういう使い方が良いのではないか……などみんなで意見を出し合っています。

──多くの人から支援を募る「クラウドファンディング」という方法を選んだ理由を教えてください。

大きなスポンサーを募るよりも、クラウドファンディングによってより多くの方から、少額ずつ支援をいただくことで、フウガドールすみだやフットサルに興味を持ってもらえるのではないかと考えました。

支援していただける皆さんと1つのものを作っていきたいという思いが一番にあります。試合会場に来た際に、あのスクリーンは私たちが支援してできたものだ」と思ってもらえるはずです。

また、リターンを通じて長期的なつながりをつくることで、ホームゲームに足を運んでいただくきっかけを作れたらという狙いもあります。

──クラウドファンディングの目標金額は50万円でした。

これぐらいあれば来季のほとんどのホームゲームでスクリーンが設置ができるという金額です。この金額を超えた支援をいただけたら、スクリーンを使った演出に活用させていただきます。

──クラウドファンディングで支援した方へのリターンには“すみだらしい”ユニークなものが目白押しです。諸江剣語選手とのスクワッド、テンションコーチ・金川武司のハイテンションになる動画、春樹啓祐選手の一発芸など……。

個人的にはクリニックをほとんどやらない宮崎暁の死神フットサルや、渡井博之などと一緒に映画鑑賞できる「フウガ映画部」もオススメです(笑)。ただクラウドファンディングを実施するのではなくて、少し笑えるようなものをリターンにすることで喜んでいただければうれしいなと思います。

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