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2019.03.01

【現役引退へ】「僕のフットサル人生はしんどいことが8割だった」“ど根性ファイター”狩野新が明かすプロフットサル選手に必要なもの

PHOTO BY軍記ひろし

2018年12月13日、バサジィ大分の公式サイト上で狩野新が今シーズン限りで現役を引退することが発表された。

2007年のFリーグ開幕初年度はペスカドーラ町田でキャプテンとしてピッチに登場。2009年にはリーグ戦で2位となり、2014年のオーシャンカップ準優勝、第20回全日本フットサル選手権では3位になるなど、輝かしい成績を残してきた。

2015年からヴォスクオーレ仙台に加入すると、そこでもキャプテンを任され、若い選手が多い中でチームの精神的支柱を担った。2016年にはFリーグの10周年を記念して行われた、オールスターゲームでもキャプテンとしてチームを牽引。2017年からは大分に加入し、ここでもキャプテンに。“頼れるアニキ”として多くの選手に慕われ、所属した3チームすべてでキャプテンマークを巻いてきた。

大分の公式サイトで「引退を聞いて悲しんだ方もいるかもしれませんがこれは、僕の人生の終わりでは、なく…始まりです!」とコメントした彼はこの先、どんな人生を歩むのか。36歳で選手生活にピリオドを打つ決断を下したその思いに迫った。

大きな兄の存在

──引退を決断されましたが、今の率直な感想はいかがですか?

自分のなかではやり切った思いしかないのでスッキリしていますね。悔いはありません。(引退の理由は)正直に言えば、ひざが思うように動かなくなっています。そこから心と体のバランスが合わなくて決断にいたりました。今はスッキリした状態で試合に臨めています。

今シーズンに関しては、そういった心と体のバランスが合わないなかでも、引退を決断してスッキリした状態で臨めていました。(今までは)チームが苦しいときに自分が出たい、とにかく試合に出たい思いがありました。ただ、今シーズンは自分が出て何かをするというよりも、チームのために支える。それを一番に考えていたので、スッキリした状態でした。

──引退を決断されたのはいつ頃ですか?

昨シーズンにケガから復帰しましたが、思うようなプレーはできていませんでした。そこから心も体も今までの自分を上回ることができなくなっていて、プレー面で言えば若い選手に競争で負けたりもしました。衰えも感じていたので、今シーズン開幕時には頭にありました。

今は兄(狩野倫久さん)もU-16サッカー女子日本代表の監督をやっていて、いろいろな話を聞くなかで自分も指導者に興味を持っています。そうやって先のことを考えるなかで、引退する時期はもうすぐくるんだなと明確に思うようになりました。

──今後は指導者として?

自分ではそれ一本だと思っています。デスクワークをしていたら腰もひざも痛くなりますからね(笑)。

──たしかに似合わないですよね(笑)。

そうですね(笑)。

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