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作成日時:2021.10.25
更新日時:2021.10.25

ブルーノ・ガルシア日本代表監督が退任!2018年アジア準優勝、2021年W杯ベスト16に導く

PHOTO BYFIFA/Getty Images

日本サッカー協会(JFA)は25日、フットサル日本代表ブルーノ・ガルシア監督の退任を発表した。

2021年W杯でスペイン、ブラジルに肉薄

ブルーノ監督が就任したのは、2016年10月。同年2月、W杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権(アジア選手権)で、日本は出場枠を得られる上位5位内を逃したことを受け、チームの再建、復権を、前任のミゲル・ロドリゴ監督と同じスペイン人監督に託した。

2018年のアジア選手権では、「表彰台に復帰する」ことを目標に、決勝へと進出。アジアの盟主・イランに敗れたものの、準優勝という結果を手にした。

本来のプロジェクトは4年間。2020年のW杯だったものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、大会が1年後に延期となり、ブルーノ・ジャパンの戦いも継続。未曾有のパンデミックの影響は大きく、W杯出場権を兼ねた2020年アジア選手権は、直前での中止が決定。その後、過去の成績を踏まえて、大きな目標であった予選を戦うことなく、日本は2大会ぶりにW杯出場権をつかんだ。

9月の本番に向け、最後の強化を進めたブルーノ監督は、万全のバックアップ体制、強化プランを練り上げ、度重なるコロナ禍の影響を受けた変更に対応しながら、トレーニングキャンプを実施。大会直前には、最長1カ月強の海外遠征を経て、開催地・リトアニアでの戦いに挑んだ。

チームが掲げた目標は「主役たる戦いを披露する」こと。

ブルーノ・ジャパンは前線からの強度の高いプレスを武器に、グループステージでは、スペインやパラグアイ、ラウンド16ではブラジルという世界の強豪国を苦しめた。しかし、強大な壁を乗り越えることはかなっわず、過去最高成績となった2012年大会と同様、ラウンド16で大会を終えることになった。

日本の戦いが終了してから約1カ月。JFAは、ブルーノ監督の退任を発表。2016年10月に発足したブルーノ・ジャパンは、5年間の活動で幕を閉じることになった。なお、現時点での後任は未発表だ。

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