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作成日時:2021.10.23
更新日時:2022.03.07

ブルーノ・ジャパンの真実|AFTER LITHUANIA 2020+1

PHOTO BYFIFA/Getty Images

FIFAフットサルワールドカップを戦った日本代表。

ブルーノ・ガルシア監督と共に築き上げた4年+1年の成果を、存分に見せつけた。

「主役たる戦いを披露する」

大会前、目標を問われたスペイン人指揮官は、そう答えた。

グループステージ突破でも、ベスト8でも、もちろん優勝でもなく。

捉えどころの難しい言葉を選んだのは、自信がないことのあらわれ、ではなかった。

スペインやブラジル、世界トップ2を相手に見せた戦いは、見る者を奮い立たせた。

選手たちはみな、日本を背負って戦う誇りと覚悟を、ピッチで示した。

だが──。

ラウンド16敗退。9年前に出場した2012年と同じ成績で大会を去った。

この結果を、どう受け止めるべきなのか。日本は世界に近づいたのか。

そして彼らは、W杯の主役だったのか。

ブルーノ監督は敗退翌日、堂々とこう答えた。

「主役となるに値するW杯だった」と。

大会を終えた今だからこそ、語れる言葉がある。

選手はなにを、感じたのか。

今、その本音に迫る──。

取材・構成=渡邉知晃、本田好伸、高田宗太郎


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