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作成日時:2023.07.17
更新日時:2023.07.20

【女子F第5節|記者会見/宇部vs湘南】夏のアウェイ2連戦を戦いきったミネルバ宇部・宮嶋良丞監督「フットサルに少しずつ慣れて、いいプレーも増えてきた」

PHOTO BY海野伸明

7月16日、日本女子フットサルリーグ2023-2024の第5節、ミネルバ宇部vsアニージャ湘南が行われ、0-14で宇部が敗れた。

試合後、宮嶋良丞監督とキャプテンの時髙美紅が記者会見に出席した。

女子Fリーグ2023-2024シーズン日程

選手たちの成長を感じている

ミネルバ宇部|宮嶋良丞監督

──試合を振り返って

浦安さんに素晴らしい会場を設営いただき、観客がいるなかでプレーし、40分を終えることができました。そんななか、選手たちの成長を感じた試合でした。連戦の疲労はありますが、競技を始めたばかりの中学生の選手も含めて相手に寄せることができる場面も増え、フットサルに少しずつ慣れてきた部分も出てきました。もちろん結果は残念ですが、そう思える内容を見せてくれた選手たちに感謝したいです。チームが徐々に一つになってきて、いいディフェンスができるようになってきていると思います。次の試合に向けて頑張っていきたいです。

──選手も追加登録され、チームとしてできることも増えてきていると思いますが、とはいえもう少し失点を減らしていく必要があると思います。その点ついては、監督はどう考えていますか。

今日については、リーグのなかでも技術のある選手がたくさんいて、そんなチームとの初対戦で面食らったところもあるとは思いますが、それでもいい場面で奪える場面も増えてきています。失点を抑えることも大事なんですが、まずは自分たちのやってる内容がどうだったのかを突き詰めていけば、自ずと失点は減るんじゃなかなと。今までは寄せることもできませんでしたが、だんだんとできるようになって、選手のなかでも自信がついてきています。そこはポジティブに捉えていきたいです。

──なかなか勝ちを望めない状況の中で、勝ち負け以外の部分で選手のモチベーションを保つために何かを求めてたり、伝えていることはありますか?

選手にはどんな試合にも勝ちに行くぞということは伝えてはいます。そこは求めていますし、そのために最後まで走り切るプレーを選手はやり続けてくれています。モチベーションという点では、まずは日本リーグという高いレベルでプレーできることと、そのなかでいい守りができたり、いい選択ができるようになって成長できることが、選手のモチベーションにつながっていくのかなと。そのために、何ができたのか、何が課題なのかを明確に伝えていくことが、今できることだと考えています。

ピヴォでのプレーは、まだ迷いながら

ミネルバ宇部|時髙美紅

──試合を振り返って

2連戦のなかで、昨日できなかったことが今日はできたとプレーしていて感じる場面もありました。ただそれだけではなく、できなかったことはできたことよりもたくさんあると思うので、そこはもっとしっかりチームで話し合い共通理解を持って改善していきたいです。できたことはポジティブに捉えて、次の試合に臨みたいなと思います。

──開幕当初は攻守においてオーバータスクでしたが、16番の選手が加入してフィクソに入ってもらうことで、より攻撃にシフトしやすくなったかと思いますが。

それは間違いなくあります。ただ、私自身、サッカー時代を含め攻撃のポジションでのプレー経験は少なく、今はまだ迷いながらやっています。ディフェンスだったらもっと寄せて強みを出せますが、ピヴォだと少しステイしてまずは整えるというギャップを埋めながら、難しいですけど色々チャレンジしている最中です。

──負けてる時にピッチに立ち続けるのは、メンタル的にも厳しい辛いことだと思います。ただ、時髙選手はどんな時も気を強く持ってプレーされています。選手として何をモチベーションにして戦っていますか?

私は私自身で、黙ったら負けだと。どんなに点差がついても、自分がベンチにいても声を出し続けようと決めて、試合に臨んでいます。

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