日本代表は11月22日と23日、ウズベキスタン代表と国際親善試合を戦い、第1戦を2-0、第2戦を4-3で連勝を飾った。

2024年9月に開催されるワールドカップに向けて強化を続ける日本代表はこの先、12月にアルゼンチン代表と国際親善試合を戦った後、来年4月にW杯の出場権をかけたAFCフットサルアジアカップに臨む。

試合翌日の24日、第2戦で3-3の展開から38分に決勝点を決めた堤優太がオンライン取材に応じた。

↓日本代表の全てがここにある↓

積極的にゴールに向かっていきたい

──まずは今回のウズベキスタンとの2試合を振り返っていかがですか？

アウェイのなかで、1試合目も2試合目も満員の素晴らしい雰囲気のなかで試合ができたので、いい経験でした。連勝できたことは、個人としてもプラスでしたね。

──木暮ジャパンの中心選手としてプレーするなかで、今回も接戦の決勝点を決めました。自分のなかで手応えを感じているのではないでしょうか。

個人としては2人組の関係には課題を感じています。もっとゴールに近づいて、もっと点を取れる選手になりたい。そこはクラブに戻って、日頃からゴールやアシストにこだわって、今回の2試合の経験をつなげていきたいです。

──W杯の開催地であるウズベキスタンで試合をして感じたことは？

（9月の）ブラジルでの試合もすごい雰囲気でしたが、今回はアジアのライバルとの試合でしたし、それ以上にすごいと個人的には感じました。来年のW杯開催地であるウズベキスタンでこの素晴らしい雰囲気を味わうことができてよかったです。

──今回の2連戦は、1試合目がクリーンシートで、2試合目は4-3とスコアが動く試合でした。相手の分析などもあったと思いますが、この展開になった要因などは？

どちらの試合も強度が高いなかで、個人的には2試合目のほうが相手の迫力があったと感じました。ミーティングでも、セットプレーで失点しないように対策をしましたが、相手のクオリティが高く、失点してしまいました。ただし全体的な内容は、クワトロからボールを保持できて相手を上回れたので、そこはよかったと思います。

──次は12月に国内でのアルゼンチン戦があります。その親善試合や、来年のW杯に向けて日本フットサルを盛り上げたいという思いもあるのでは？

来月のアルゼンチン戦は国内で戦えるので、日本とフットサル界が盛り上がるためにもいい試合をして、勝利することが絶対に必要だと思っています。クラブに戻ってから、今回の2試合を振り返り、そこで結果を出し、また次に呼ばれるように頑張ります。

──クワトロを使ったフットサルで言えば、横浜の鳥丸太作監督の戦術も難易度が高いと言われています。代表とクラブとのフットサルの違い、ギャップはいかがでしょうか？

求められる部分は違いますけど、自分の良さを出すことには変わりません。1対1で仕掛けることは、代表でもクラブでも求められています。自分の強みをもっと出したいです。

──もっと代表でも1対1を仕掛けたい？

そうですね。そこはもっと積極的にゴールに向かっていきたいです。代表の戦術をやりつつ、もっと自分の良さを出していきたいと思います。

↓日本代表の全てがここにある↓