更新日時:2023.11.24
【日本代表】“ウズベキスタンキラー”の金澤空、約1年2カ月ぶりの対戦に手応え。「コンセプトの底上げができた」
PHOTO BY本田好伸
日本代表は11月22日と23日、ウズベキスタン代表と国際親善試合を戦い、第1戦を2-0、第2戦を4-3で連勝を飾った。
2024年9月に開催されるワールドカップに向けて強化を続ける日本代表はこの先、12月にアルゼンチン代表と国際親善試合を戦った後、来年4月にW杯の出場権をかけたAFCフットサルアジアカップに臨む。
試合翌日の24日、2試合連続でゴールを決めた金澤空がオンライン取材に応じた。金澤にとっては、昨年9月のアジアカップ準決勝に続き、ウズベキスタンを相手に3試合連続弾を挙げるなど、“ウズベキスタンキラー”となっている。
整理しながら、自然と体が動くようになってきた
──今回の代表活動、ウズベキスタンとの2試合を振り返っていかがですか?
この代表活動の前に名古屋で1点を取れたことで力が抜けました。自分としては、いい状態でいいプレーができたと思っています。それに、前回のアジアカップの時に、自分の決勝ゴールで勝った相手だったので、2試合ともいいイメージがありました。
──やはり、名古屋で初ゴールを決められていなかったことが気になっていた?
気にしていなかったというのは嘘ですし、早くゴールを決めたかったです。それが少なからず焦りにつながっていた部分もあると思います。そこで初ゴールを決められていたことで、自分の特徴を出しながらプレーすることができました。
──この2試合のゴールを振り返るとどうでしたか?
1試合目はフィウーザのシュートパスに対してセグンドで合わせました。映像ミーティングでも、GKが打つ時にはセグンドに詰めようと共有していたのでうまくいきました。
2試合目も、グレさん(木暮賢一郎監督)に常々言われている、前からのディフェンスの部分で、うまく切り替えてできたと思います。
──チームの中軸選手として、かなり木暮ジャパンのやり方にもフィットしてきたと思います。自身のなかでその精度などを含め感じていることは感じますか?
台湾でのアジアカップ予選に続いて、今回も練習時間がかなりあったので、チームとしても個人としてもコンセプトの底上げができたと思います。整理しながら、自然と体が動くようになってきました。まだまだですが、いい状態でプレーできていると思います。
プレーの幅をもっと増やしていきたい
──ファイナルシリーズも控えていますが、そのなかで24時間で2試合というタフな日程でした。9月のブラジル遠征も厳しい日程で行われましたが、フィジカル面での体へのダメージなどはいかがでしょう?
リーグや全日本選手権も連続して試合をすることもあります。ただ、練習よりも試合のほうが倍以上楽しいので、その意味であまりキツさはありませんでした。今回は2試合だけだったのでそれほどキツさはなく、1日寝たらまだまだフレッシュにいけます。
──名古屋では今シーズン、フィジカルなども個人のテーマとして取り組んでいたとおっしゃっていました。現状、その部分での成長を感じていますか?
走力に関しては、常日頃からスピードだけではなく持久力をもっと高めようと練習していて、それはグレさんにも求められています。今回の2試合も、以前と比べてめちゃくちゃきついとは感じませんでしたし、余裕を持ちながらプレーできているので、少しは成長できていると思います。
──木暮監督から今回の遠征における注文などはありましたか?
引き続き言われている部分は、しっかりとモビリティを出しながら自分の技術を出してほしいということ。今回もそれは同様でした。
──“ウズベキスタンキラー”の金澤選手ですが、相手の印象はいかがでしょうか。アジアカップで対戦した当時から相手の監督が代わりましたし、かなりボールを保持していた印象でしたが。
選手もだいぶ変化があったと思います。戦い方としても、アジアカップの時よりもGKを活用してきたことでやりづらさはありました。
──今後、もっとここを伸ばしていきたいなどの課題はありますか?
チームとしてはクワトロやモビリティの精度を高めないといけないですし、そのなかで自分のプレーの幅をずっと意識しているので、そこをもっと伸ばしていきたいです。
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