更新日時:2024.01.14
【F1ファイナルシーズン|記者会見/立川vs浦安】逆転勝利で3連敗脱出!立川・比嘉リカルド監督が語る最大の要因は「強度よりメンタル」
PHOTO BY勝又寛晃
12月22日、町田市立総合体育館にて、Fリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズンが行われ、立川アスレティックFCとバルドラール浦安が対戦し5-2で立川が勝利した。
立ち上がりから浦安の激しいプレスに苦しんだ立川は、第1ピリオドに2失点。0-2で試合を折り返すと、25分、新加入の横山巧からのおとしのパスを、上村充哉がゴールに送り1点を返す。さらに31分、中村充のフリーキックをボラが触ってネットを揺らし同点に追いつくと、34分にゴール前で相手の足元をこぼれたボールを拾った中村が突き刺し、逆転に成功。最後はパワープレー返しを2点決め、逆転勝利を収めた。
試合を終え、比嘉リカルド監督とキャプテンの上村が記者会見に出席した。
後半に結果を出した選手に感謝
●立川アスレティックFC|比嘉リカルド監督
──試合を振り返って。
久しぶりに勝って、すごくうれしいです。立ち上がりはリズムもチャンスも作れて悪くはなかったんですが、ディフェンスのタイミングや攻撃もすごく中途半端になってしまって、自信がないチームの戦い方になってしまいました。しっかりハーフタイムに修正をして、チームが一つになってディフェンスも攻撃したことが結果につながったと思います。切り替えて明日戦えるように準備していきたいと思います。
──レギュラーシーズン終盤やこの試合の前半にうまくいかなかった要因と、改善するためにハーフタイムにどんな声掛けをしたかを教えてください。
Y.S.C.C.横浜戦もバサジィ大分戦も、連敗した試合も内容は悪いものではありませんでした。ただ、40分で少し集中が切れた瞬間でやられて、試合に戻れずに流れをもう一回作り直せなかったところ。強度やよりメンタルですね。次もやられたら「またか」となってしまう。今日に関しては選手個人のミスのところもあるけど、選手に伝えたメッセージは「このままだったら負けるけど、何をしたい? 勝ちたい? でもこのままだったら負けるよ」と。頑張って力を出し切って負けてしまうのはもうしょうがないですけど。だから今日、苦しい時間や連敗が続きながらも、この後半に結果を出してくれたのは選手たちには本当に感謝してます。
──前半は相手にうまく守られたと思いますが、後半の攻め方について何か変えた部分はありますか?
僕らは後ろでボールを回しすぎて、相手にすごくプレッシャーをかけられてリズムを崩されました。あくまで僕の読みですけど、浦安というチームはアグレッシブなディフェンスをしてくるから、後ろでボールを回せない。相手が前から激しくきたら、反対方向に走らせないといけないですよね。そのためにピヴォ当てのボールを出したりワンツーをしたりとか、相手を後ろに走らせるようなプランニングに変えました。
勝っていかないと自信もつかない
●立川アスレティックFC|上村充哉
──試合を振り返って。
3連敗をして、去年や一昨年まで自信をもってやっていたプレーだったはずなのに、今年はちょっと自信がないプレーになってしまったり、後ろ向きなプレーになってしまうところが増えていたかもしれません。やっぱり勝っていかないと、自信もつかないと思います。
今日に関しては試合前に監督も改めて話をしてくれましたが、うちは守備から入るチームだっていうのを再認識してしっかり戦うことができたかなと思います。
──新加入選手の横山巧選手と同じセットで出場し、アシストからゴールを決めましたが、彼への印象やフィット感はどうでしょう。
彼とは10年ほど前、ロンドリーナの時に一緒にやっているので、基本的にはどういう選手かもわかってます。とはいっても長い月日が空いているので、彼の生かせるとこは生かしつつ、まだ合わせないといけないとこもあります。
ただ、彼はフットサルに対してすごく真面目なので、いいコミュニケーションを取りながらプレーできているかなと思います。
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