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作成日時:2024.04.02
更新日時:2024.04.09

【日本代表】スペイン1部で戦う山田凱斗が語る、忘れたくないマインド「一番大事なのは、僕たち自身がプレーを楽しむということ」

PHOTO BY本田好伸

開幕までいよいよあと2週間ほどに迫ったAFCフットサルアジアカップタイ2024。ベスト4以上の国に与えられるワールドカップ本大会出場権獲得、そして大会連覇に向け、日本代表が3月30日から高円宮記念JFA夢フィールドで国内合宿をスタートした。

スペイン1部の強豪インテル・モビスター所属の山田凱斗も、クラブを離れこの国内合宿からチームに合流している。世界最高峰の舞台で戦う若きフィクソは、どんな思いでアジアカップに臨むのか。

合宿3日目の4月1日、トレーニングを終えた山田に話を聞いた。

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日本代表のプレー強度やモビリティは所属クラブと比べてもかなり高いレベル

──アジアカップ本大会に向けた国内合宿も3日目を終えました。ここまでの仕上がり具合はいかがですか?

合宿初日から強度の高いトレーニングができていますし、全員でよくコミュニケーションを取りながら準備できていると思います。これまで代表チームとして積み上げてきた戦術的なベースがあるなかで、いまはその理解度をさらに深いものに仕上げていく段階に入れていると感じます。この調子で大会までにさらにいい状態にしていきたいです。

──スペイン1部の強豪インテル・モビスターに所属し、日頃から世界のトップレベルに触れている山田選手から見て、日本代表の強みはどんなところにあると思いますか?

プレー全体のスピード感や強度、モビリティというのがこの代表チームの特徴だと思いますし、その点においては僕が所属しているチームと比べてもかなり高いレベルにあると感じています。日本代表としての強みをさらに磨いていくことで、世界と戦えるチームになっていけたらと思います。

──今回のアジアカップはワールドカップ本大会出場を懸けた予選も兼ねているという点が何よりも重要なことだと思いますが、これまでにない緊張感もありますか?

そうですね。僕自身、ワールドカップ出場を懸けてフル代表の一員として戦うのはもちろん、アジアカップ本大会自体も初めての経験なので、国を背負って戦う緊張感、プレッシャーはもちろん感じています。ただ、そのなかでも一番大事なのは僕たち自身がプレーを楽しむということだと思います。一人ひとりがアジアの舞台を楽しんでいければ必然的にいいプレーが出せると思うので、全員で協力し合っていい結果を得られるように頑張ります。

──いまの代表チームのなかで、山田選手自身どういった部分でチームに貢献していきたいと考えていますか?

所属クラブでは世界トップレベルのピヴォと普段から対峙できているので、まずディフェンスの局面でその経験を活かしながら相手の強力なピヴォを抑える役割を全うしたいと思います。オフェンス面では、自分の特徴である運動量を活かしながらチームとして求められているモビリティを最大限上げられるようにしていきたいです。

──まずは4月18日に行われるグループステージ初戦のキルギス戦に向けて準備をしていくことになると思います。ここからの約2週間、特にどの部分を伸ばしていきたいですか?

僕個人としてもチーム全体としても、フィジカル的なコンディションをさらに高めつつ、先ほども話した戦術的な部分を可能な限り深めていきたいです。攻守の各局面でどれだけチームとして意思統一してプレーできるかが鍵になると思うので、合宿での日々の練習やトレーニングマッチを通じて高めていけたらと思います。



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