【インタビュー】皆本晃だからできること。公式マスコット作成プロジェクトに込めた思いとは──。
PHOTO BY軍記ひろし
皆本晃だからこそできること
──こうやって発信力があり、物を言える立場の皆本晃だからこそ今後もこういう活動は続けていかなければいけませんね。
僕も先は長くないんでね(笑)。選手としてやれるうちにたくさんのものを残しておきたいと思います。それはチームという部分もそうですが、クラブという部分にも残したものはあります。自分の価値があるうちに何としてもやりたいなと。他の選手にはできないと思います。それぞれに立場がありますからね。僕だから言えることはあります。
──皆本晃流の1つのやり方ですね。
個人、個人で動くことも大事ですし、ありだと思います。それぞれがコミュニティを広げていく。それでお客さんを増やすこともありです。その中で、自分が一番得意なのはクラブを動かすこと。これは他の人にはでいないことです。パワーはあるので、それを活かさないと意味ないですからね。
これを成功させることが次に繋がるとも思っています。マスコットができれば、クラブとして次に欲しいものもあります。それは練習場。マスコットから練習場は飛躍しすぎていますが、例えば会場の電飾などもですよね。旗を買うにしてもお金ないならば、こうやって動く。
お金を集めるために、僕らも何かをやってみんなに返します。それで電飾が買えれば、また新しいお客さんが来てくれると思います。そうなれば練習場ですよね(笑)。もっと規模が大きくなればスタジアムですよ! 皆本アリーナを作ろう! みたいな(笑)。そういう話になるためには、まずは第1回目を成功させる。
スタジアムや練習場を作る話の時には、もう僕はいないと思います。でも内田(隼太)がいて上村(充哉)がいて、「アキラくんはこうやってたから俺らはこうしよう」と。「でもアキラくんはマスコットしか作れなかったけど、俺らは練習場作るぞ」とね(笑)。そうなれば一番の本望です。選手やクラブには色々なものを残したいと思っています。
──内田選手がクラウドファンディングで練習場を作るときは、皆本晃のポケットマネーでバーンっと出してもらいたいです(笑)
そうですね(笑)。俺がこれだけ出してやるよと。そういう立場にいたいなと思います。
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