更新日時:2025.10.17
日本代表、ブラジル代表に0-4で完敗… 森保ジャパンに続く歴史的勝利ならず通算成績は1分21敗【フットサル日本代表】
PHOTO BY伊藤千梅
【国際親善試合】日本代表 0-4 ブラジル代表(10月17日/北里アリーナ富士)
10月17日、フットサル日本代表は国際親善試合の第1戦でフットサルブラジル代表と対戦。日本は0-4で敗戦し、サッカー日本代表に続く歴史的勝利とはならなかった。
世界王者に及ばず
日本代表は9月、AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選の3試合を戦い、カンボジア代表、マカオ代表、タジキスタン代表に勝利を収め、2026年1月の本大会出場が決定。今回はその“凱旋試合”となった。
先発は、GK田淵広史、FPは石田健太郎、吉川智貴、甲斐稜人、清水和也がピッチに入り、2分半で甲斐に代わって堤優太が投入された。試合が動いたのは、わずか3分だった。
日本はブラジルの10番・ピトに右サイドの高い位置でボールを持たれると、清水、吉川が対応したものの、わずかなコースを中に通され、対応しようと足を出した石田のクリアが間に合わずオウンゴールとなり先制を許した。
日本はその後、2ndセットに新井裕生、内田隼太、中村充、山田凱斗、3rdセットに本石猛裕、金澤空、山中翔斗、内村俊太を送り込み、連動した守備を見せながら対応。何度も決定的なチャンスをつくられたものの、GK田淵のファインセーブが飛び出すなど、水際で失点を防いで耐える時間を過ごしていた。
しかし、追加点は再びブラジルだった。17分、左サイドのピトが1対1で新井をはがすと、GK田淵が飛び出してきた隙を見逃さずに中央へラストパス。これをラファがヒールでゴールに流し込んで0-2とした。ラファは2019-2020シーズンまで名古屋オーシャンズでプレーしたピヴォであり、5年ぶりの“凱旋ゴール”となった。
直後、日本はタイムアウトを取って仕切り直しを図ったものの、なかなか決定的なシーンをつくれないまま試合を折り返した。
迎えた第2ピリオドも、石田、吉川、甲斐、清水のセットでスタート。しかし、またも追加点はブラジル。23分、左サイドで持ったピトが1対1から甲斐を股抜きでかわしてすぐさまフィニッシュ。強烈なシュートは田淵が触ったものの弾き出すことができずに失点。日本は3点のビハインドを負う苦しい展開となった。
そこから日本は、甲斐が積極的にシュートを放つなどゴールに迫ると、27分には内田が中央から右に流れて強烈なシュートをニアに蹴り込む。しかしここは守護神ウィリアンにかろうじて防がれてしまった。
日本は31分、ここまで再三にわたってビッグセーブを見せてきたGK田淵に代わって、上原拓也を投入。しかし、その最初のプレーで右サイドを持ち上がった際に奪われ大ピンチに。すぐさま速攻を受け、マテウスからフリーのジョアン・ビクトルに詰められ失点。日本は痛恨の4失点目を喫してしまった。
日本は3分を切ったところでタイムを取ると、内田をGKと交代してのパワープレーを開始。しかし、ブラジルの守備とボールキープの前に決定的なチャンスをつくれないままタイムアップ。日本は世界王者を相手に一矢報いることができないまま0-4で初戦を落とした。
■試合結果・日程
10月17日(金) | 日本時間:19:10 | 国際親善試合 0-3 フットサルブラジル代表 |
---|---|---|
10月19日(日) | 日本時間:14:00 | 国際親善試合 vs フットサルブラジル代表 |
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