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2019.08.14

【バーモントカップ優勝選手インタビュー】ダブルエースが見せた強烈なキャプテンシーとフットボールIQ。「サッカーもフットサルも同じ感覚でプレーしています」(宮川陸斗&荻野改斗)

PHOTO BY本田好伸

「JFAバーモントカップ 第29回全日本U-12フットサル選手権大会」で、4大会ぶり2回目の優勝を果たしたブリンカールFC(愛知県)。大会を通して強さを発揮したチームをけん引したのは、キャプテンの宮川陸斗と、サイドアタッカーとして数々のチャンスを作った荻野改斗。彼ら2人は、GKの荒川弘樹とともに、ベストプレーヤー賞を受賞したが、その選出は「優勝したから」というだけではなく、勝ち上がってきた試合の中身を見れば、誰の目にも明らかなものだった。

ケガを抱えながらも出場した宮川は、前線の選手としてゴールを量産。どんな場面でもボールを失うことなく、相手に競り勝ち、自分のシュートエリアに持ち込める強さとうまさが際立ち、7試合で18得点という無類の得点力を見せつけた。「チームが勝つためにゴールを奪う」という決意と覚悟を持って戦う、キャプテンシーの塊だった。

荻野は、サイドで柔軟なテクニックを見せつけるプレーが際立った。ボールを受ける前の動き出しで相手を外し、華麗なドリブルでサイドを突破していく。一つひとつの技術とテクニックはもちろんのこと、ボールがないところでの駆け引きや、ボールの持ち方、運び方で相手を上回ることができるフットボールIQの高さを見せた。

「先輩たちに恩返ししたいと思っていました」(宮川陸斗)

──優勝おめでとうございます。どんなお気持ちですか?

練習で積み上げてきた成果が、全国大会優勝という結果で終われてよかったです。

──プレー中、足を引きずっているようなシーンがありました。

1週間前の試合でケガをしてしまいましたが、なんとしてでもプレーしたかったので(少し無理をしながらプレーしていました)。

──どこをケガしたんですか?

右足の甲の外側の部分です。

──それであんなにすごいプレーをしていたんですね……。どんなことを意識して大会に臨みましたか?

僕は、3年前に飛び級で(6年生のチームに)入っていました。その分、先輩も応援に来てくれていましたし、恩を返さないといけないと思っていました。それに監督からも「チームを勝たせられるのがキャプテンだ」と言われていたので、そこを意識して、点を取れないとチームは勝てないので、点を取れるように頑張りました。

──本当にたくさんのゴールを決めましたよね。

決勝はそんなに取れなかったですが(1得点)、それ以外の試合はたくさん取れました(7試合で18得点)。

──フットサルをプレーするときに意識していることはありますか?

自分のことだけではなくて、GKやベンチなど、チームのことを考えてやっています。

──周りを見ながらプレーされているんですね。サッカーでのポジションはどこですか?

トップ下です。

──フットサルでも前線でプレーすることが多いですし、サッカーとそれほど異なる感覚はないですか?

そんなに変わらないですね。

──ブリンカールではいつからプレーされているのでしょうか?

小学1年生からですね。先輩が優勝した(2015年8月大会の)ときもスタンドで見ていました。それで、自分もあそこにいきたいと強く思いました。

──実際に舞台に立って、優勝して、先輩たちに並びましたね。

前に優勝したときは、全員の個々が強いと言われていました。でもこのチームにはグランパスジュニアでやっているような選手もいないですし、それほど個々に強いわけではないので、チーム力でやってきました。そこを高めたからこそ優勝できたと思います。

──ゴールを決めたらみんなでスタンドに向かって「6」を作っていましたね。

11人で大会に来て(ベンチ登録は10人なので)1人出られないため、(6番の榎本海翔選手に)一緒に戦っているぞということを伝えていました。

──この先はこの優勝の経験を生かしてどういうふうにプレーしていきたいですか?

全国大会という結果はすごいと思います。でもそれですごいからいいよねで終わりではなくて、すごいけどもっと追求していこうという感じでやっていきたいです。

──まずはサッカーだと思いますが、フットサルはどうですか?

好きです。

──選手としてはどんな選手を目指しますか?

体も強くて、外国の選手でもどんな相手にもキープできて、テクニックもある選手になりたいです。

【次ページ】「ボールを持ったらバックパスをしない」(荻野改斗)

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