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2020.12.16

「二十歳になったらすぐに日本国籍を取得して、そして日本代表を目指したい」【Fの主役は俺だ!全チームインタビュー|クシヤマイザケ|ボルクバレット北九州】

PHOTO BY高橋学

Fリーグ ディビジョン1、12チームの監督&注目選手を対象にした全チームインタビュー。題して「Fの主役は俺だ!」。コロナ禍を乗り越えて戦ってきた各チーム、各選手に、終盤戦への意気込みを聞く。

クシヤマ・イザケは、F1初挑戦となった昨シーズンのヴォスクオーレ仙台から、戦いの場をボルクバレット北九州に移した。すると、10月11日のボアルース長野戦、10月31日の湘南ベルマーレ戦の2ゴールを含め、前半戦で6得点をマーク。ゴールへと向かう積極果敢なプレーが際立ち、早くも“新人賞”の呼び声が高い活躍を続けている。

国籍はブラジル。生まれは日本。2つのアイデンティティを持つ彼の目標は、明確に「日本代表」。「生まれ育った日本に感謝しています。その誇りを持って、日本代表として戦いたい」と語る北九州の、そして未来の日本フットサルのキーマンの内側に迫る。

取材・文=本田好伸、川嶋正隆、舞野隼大

ボルクバレット北九州 馬場源徳監督のインタビューはこちら
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プロになって活躍して、家族に恩返ししたい

──ヴォスクオーレ仙台から移ってきたクシヤマ・イザケ選手はF1リーグで2年目。ここまでボルクバレット北九州の選手として前半戦を戦ってみてどうですか?

当初は6月の開幕予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で9月に長引きました。おそらくですが、この延期がなければ相当ひどかったと思います。試合にも出られなかったかなと。ただ、ボルクはチームが一つにまとまっていて、やることもまとまっています。戦術的でやることが明確なのでやりやすい。難しいですけどね(笑)。

──延期がなければ試合に出られなかったというのは、加入当初はまだ、チーム内で自分のパフォーマンスを発揮しきれていなかったということですか?

フットサルの戦術を知らなかったですね。知っているつもりでも、ここにはそれ以上のものがたくさんありました。良い意味で、開幕までの時間があってよかったです。

──前半戦のF1のすべての選手の中でも、際立っていた1人だと思います。自身のパフォーマンスはいかがでしたか?

まだ100%を出せていません。パフォーマンスの波が大きいなと。最近はスタートメンバーで出させてもらって、信用を得られていると感じています。その分、パフォーマンスの波をなくして、もっと信用されなければいけないなとも感じていますね。前半戦は良い試合もあれば悪い試合もあったので、そこについては不満が残っています。

──ただ、どんな相手でも、どんな場面でもゴールに向かう物怖じしないプレーが僅少的でした。自分の力を出してやろうという気持ちが見えたというか。

自分がやらなければどこで点を取るんだ、というマインドですね。自分の特徴はゴールやドリブルなどの攻撃的な部分ですから。その仕事ができなかったらダメだという思いがあるので、相手のことは気にせずにプレーできています。

──100%ではないと言いながらも、ある程度の結果を出せています。

去年はなかなか試合に出られなくて、自分が一年を通してどれだけできるかも分からないような状況でした。それでも馬場監督が使ってくれて、少しずつ自信がついてきました。自分ではまだ100%のパフォーマンスを出せていないですが、少しずつよくなっていると思いますし、結果を出せてうれしいです。

──ちなみに、クシヤマ選手とイザケ選手、どちらがいいですか……?

イザケでお願いします(笑)

──それではイザケ選手は、いつから日本に?

ずっと日本です。日本で生まれて、日本で育ちました。家族の親戚はブラジルにいるのですが、行ったことは1回しか行ったことなくて、小学5年生の時に1カ月半くらい行ってそれっきりですね。ただ、日本では、周囲にブラジルの人が多いですし、小さい頃から自然とボールを蹴る環境がありました。だからブラジルっぽいとも思います。

──埼玉でプレーしていて、仙台のスカウトを受けたと聞いたのですが。

スカウトというよりも、仙台で通訳やコーチを務めていたラファが知り合いで、僕が高校2年生の時に、仙台にU-18のカテゴリーが新設されるからぜひ来てみないかと誘ってもらい、セレクションを受けたところから始まりました。

──埼玉ではフットサルをしていたんですか?

いえ、高校サッカー部でした。全国を目指して練習していましたが、そこに到達できるようなレベルではなくて……。

──元々フットサルに興味は持っていた?

周りにブラジル人が多い街だったので、フットサルはサッカーぐらい有名でした。子どもの頃から遊びでプレーしていましたが、本気のフットサルではありません。

──仙台に行って、Fリーグはどのような舞台だと感じましたか?

すごいな、と。Fリーグの選手たちはみんなとにかく速い。当時の僕は「フットサルはドリブルだ」みたいに思っていましたが、パスがあり、戦術があり、そうした部分には素直に驚きました。それを見て一目惚れというか、一気に好きになりました。

──北九州への移籍はいつから考えていたのでしょう?

3月の後半か4月に引っ越してきたのですが、1月くらいには北九州からオファーをもらっていることを聞いていて、そこから北九州を選択肢の1つに考えていました。

──そこで、自分の知らないフットサルがあった。

そうでしたね。すごかったです。

──馬場監督のフットサルですよね。

本当にすごい人です。何を聞いても、何でも答えてくれる。しかも、オンとオフが明確にある監督だと思います。ピッチではすごく厳しいことも言ってくれますけど、オフになった瞬間は冗談を言い合えるような。フットサルの話をたくさんしてきましたし、プロフェッショナルですごい監督だと思っています。

──ウーゴ・サンチェス選手など外国籍選手とはポルトガル語で会話を?

話していますけど、ウーゴはたまにポルトガル語であとはほぼ日本語。なぜか日本語で話をしたがるんです(笑)。覚えたいからかもしれないですね。クリスチャンとは、僕がポルトガル語で向こうがスペイン語で話しています。(笑)。

──ウーゴ選手にはフットサルで学ぶこともたくさんある。

ウーゴ選手はすごくフットサルに細かい人で、ちょっとした動きについても指導してくれます。その少しのところでフットサルが変わるので、そういう指摘は間違いなく自分の成長につながっています。そういう選手の存在は本当にありがたいですね。

──イザケ選手が目指すのは、日本代表ですか……?

サッカーでもそうでしたが、日本代表は子どもの時からの夢でした。ブラジルも大好きですが、日本で生まれ育ってきたので、日本に感謝しています。その誇りを持って、日本代表として戦いたい。ただ、国籍の壁があるので、まずはそういうところから。

──二十歳になると国籍を選べるんですよね?

はい。なので、二十歳になったらすぐに日本国籍を取得したいと思っています。そして、日本代表を目指したいです。

──では、後半戦だけではなく、今後のキャリアへの意気込みをお願いします。

子どもの頃からみんながサッカーをプレーしていて、プロ選手になることをみんながあこがれている環境で育ちました。あまり裕福ではなかったので、自分がプロになって、結果を残して、上に行って、活躍して、そして家族に、今までの恩返しをしたい。子どもの頃から胸に秘めてきたそこの気持ちだけは誰にも負けません。

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