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2020.12.16

「他のチームよりも成長する。順位は上がると思っているし、上げなければいけない」【Fの主役は俺だ!全チームインタビュー|馬場源徳監督|ボルクバレット北九州】

PHOTO BY高橋学

Fリーグ ディビジョン1、12チームの監督&注目選手を対象にした全チームインタビュー。題して「Fの主役は俺だ!」。コロナ禍を乗り越えて戦ってきた各チーム、各選手に、終盤戦への意気込みを聞く。

ボルクバレット北九州は、昨シーズンのディビジョン2で2位となり、F1昇格を果たした。“弾丸プレス”とも言われる強度の高いプレッシング、40分間落ちない体力と気力、ブレないメンタリティ、タクティカルなフットサル。ここまでに、勝ちきれない試合もある一方で、その実力は間違いなく“F1水準”にある。

ただし、彼らが目指すのは現在地ではない。馬場源徳監督は、「まだまだ順位を上げられる」と不敵な笑みを浮かべる。F1初年度ながら存在感を放つ北九州が見据えるものとは──。

取材・文=本田好伸、川嶋正隆、舞野隼大


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2人のGKの登用も若手の起用も「先行投資」!?

──F1初年度の前半戦を振り返っていかがですか?

私自身、日本に来てから初めて戦うF1の舞台で、未知数な部分は多かったです。昨シーズンのF2を戦ったメンバー8、9人を連れてきたなかでどれくらい戦えるのか。コロナによる変則日程のため、ホーム7試合に対してアウェイが15試合となるので、移動面も未知数でしたね。フタを開けてみると、ゲームスピードは問題なく、精度も問題ない。ただ、選手の質、経験、強度、ポジションの差は感じています。全体としてはしっかりと戦えていますが、結果を引き寄せるためのディテールが足りないと感じています。

──足りない部分も含めて想定内ですか?

想定内ですね。想定を超えてない。自分たちができることには限界がありますし、自分たちもこれくらいかなという予想をしていたなかで、その範囲内に収まっています。

──12月5日の府中アスレティックFC戦は、前半から3点のリードを奪ってリードを広げて勝ち切りました。内容を含めて会心の出来だったのではないでしょうか?

逆に、バルドラール浦安戦のように最悪の出来の試合もありました。良い試合もあれば悪い試合もあります。そのなかで、どれだけ安定して自分たちの能力を出せるか。それがチームとしての力だと思います。それを連続することで立川・府中は9試合負けがなく、我々は5試合勝っていなかった。その差だと思います。このリーグは、名古屋以外であれば、10回やれば誰でも1回は勝てると思っています。その勝率をどれだけ上げられるか。選手が欠けても、それを補えるか。立川・府中戦はもちろんいい出来でしたが、そのパフォーマンスをどれだけ続けられるかが大切ですし、それは私やコーチングスタッフ、そして選手たちの仕事です。

──F1に昇格してチームの環境にも変化はありましたか?

これまでと同じように午前中の練習ですが、F1に上がったことで、体育館の使用については充実してきました。環境自体は、それ相応のものになっています。また、火曜日の夜は、選手の追加練習やケガ明けの選手のコンディショニング、ビデオミーティングなど、選手を集められる時間を作っています。選手は仕事をしているので、現状はまだ2部練習はできていません。火曜の夜だけは特別に時間を作れています。

──先日、田村研人選手が働く企業の冠試合では、田村選手を応援する同僚がハーフタイムに登場するシーンもありました。選手の多くは、スポンサー企業で雇用を得ている形態ですか?

それが一番多いですね。スポンサー様に働き口をいただいて、給料をいただき、クラブのゴール給や勝利給などを足して一つのサラリーという形です。

──純粋なプロ選手は外国籍選手だけですか?

そうですね。ただ、外国籍選手もスクールを手伝ってもらっています。

──開幕からウーゴ・サンチェス選手のインパクトがすごかった。だからこそ際立ったのが、ウーゴ選手がピッチにいるかどうかで、質が変化してしまうというところもありました。

実は、それ自体も想定内です。彼のことはスペイン時代から知っていますし、ボルクをF2からF1に上げるためには彼が絶対に必要だと思っていました。試合はもちろんですが、それ以上に練習を豊かにしてくれる存在でもあります。プレー面では、ビルドアップだけではなく、かゆいところに手が届く選手。ですが、ピッチにいないとチームのクオリティが変わるというのは、実はスペイン1部でもそういう状況でした。彼が試合に出れば、ポゼッション、構築など、あらゆる面で違いを出せますからね。

──途中加入したチャオ・パルメイロ・クリスチャン選手はまだまだこれからかなという印象です。

2人目の外国籍選手を連れて来れることになりました。コロナ禍の大変な時期という難しさもありましたが、なんとか実現しました。もともとスペインで見たこともありますし、ウーゴとは、小さい頃から同じ地域で一緒にプレーしていたこともあります。ウーゴとは違うタイプですが、日本人が学ぶことのできる選手です。

──19歳のクシヤマ・イザケ選手がインパクトを残していますね。

彼の国籍はブラジルですし、メンタリティーもブラジル気質。だからこそ、このチームではポルトガル語で話せますし、ブラジル人のように振る舞うことができます。ピッチ外では別ですが、ピッチ内のことで言えば、彼はブラジル人のマインドでプレーしたほうがいいと思っています。あらゆる試練を与えつつも、今後も彼のいいところが出るようにサポートしていきたいと思います。

──イザケ選手はヴォスクオーレ仙台でも素晴らしいプレーを見せていましたが、ここまで違いを出せるとは思っていませんでした。今の環境がマッチしているのかも?

もっと伸びますよ。もちろん彼次第ですけどね。まだまだ基礎は足りないので、チームのコンセプトを覚える必要があります。そうすれば、3年以内にもっと大きなレベルに達するかもしれません。かも、ですが(笑)。

──では、後半戦のキーマンを挙げるとすれば?

1人、ですか? チームプレーで責任を負わせているので難しいですね……。ただ、あえて1人というのであれば、ゴレイロの小島(義瑛)は前半戦で悔しい思いをしています。彼が勝たせてくれた試合もありましたし、後半戦はゴレイロに期待しています。

──ゴレイロは小島選手と澤野亮太選手のダブル守護神のような起用でした。

完全に投資ですね(笑)。F1で1年目の若い選手なので、投資しています。試合で失敗してもいいから、責任を持ってプレーさせる。なので、クラブとしては後半戦でその投資が返ってくればいいですね。

──どちらのGKを起用するかはどう決めていますか?

投資なので、守護神という考えはありません。時間をかけて、熱量を持って、やるべきことを伝えていく。そして彼らが頑張って、きつい思いをしながらも、チームを引っ張っていかなければいけません。なので、どちらがファーストGKと言うことはありません。ただし、現時点では小島のほうがボールを止める技術は高いと思っています。ここからいくつかの試合を勝つためには、彼の力が必要になってくるでしょう。

──投資というのは、すごい考えですね。

イザケも投資です(笑)。

──では、投資を回収していく後半、終盤戦に向けてはいかがですか?

どのチームも成長すると思いますが、それ以上に私たちのチームのほうが成長すると思います。なぜかというと、初めてのシーズンで、チームも若く、経験もありませんから。どれだけ成長したかを見せやすいのは我々です。それを数字で出すことが意気込みですね。順位は上がると思いますし、上げなければいけません。

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