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2021.09.14

【入団会見全文】Y.S.C.C.横浜の“オールドルーキー”松井大輔の新たな挑戦。「フットサルも見てもらいたい」

PHOTO BYABEMA

Y.S.C.C.横浜は14日、難民認定を受けたサッカーミャンマー代表のGKピエリアン・アウンと、南アフリカW杯を戦ったサッカー元日本代表の松井大輔の入団会見を実施。その模様が、ABEMAで生中継された。

境遇は異なるが、2人の入団はフットサル界のみならず、世間を大きく騒がせることになった。初めて公の場に現れ、それぞれどんな決意を抱いているのか。

記者会見で語った言葉を、全文掲載する。

松井大輔「カズさんには大輔ならできるよと言ってもらえた」

みなさん、こんにちは、松井大輔です。いろいろオファーがあるなか、本当はベトナムでプロ生活を終えようか、迷っていましたし、この1年で、引退も考えたときもありました。

そういうなかで、違う道、違う挑戦をさせてもらえることに、自分としては感謝したいです。

今からいろいろな挑戦が始まることで、自分もワクワクしていますし、楽しいプレーを、サッカー人として子どものころに戻ったようなプレーができたら面白いと思っていますし、そうした姿を見てもらえたらうれしいです。

そして、フットサルの日本代表も今日の夜中2時に(フットサルワールドカップの初戦を)戦います。自分も(試合を放送するABEMAのゲスト解説に)行きますし、フットサルも見ていただけたらうれしいです。

──転向を決めたきっかけは?

ベトナムでやめようと思ったときに、ここで終わっていいのかということと、日本のサッカー、プラス、フットサルの話がきていたときに、自分の道を考え、自分らしさを一番に。加えて、もう長くはないサッカー人生をどういうふうに進めばいいかということで考えた結果、子どもに戻ったときのようなワクワク感、楽しさをピッチで表現できるのではないかと思ったので決めました。

──先輩のカズさん(三浦知良)に相談をしたり、アドバイスをもらいましたか?

カズさんには連絡をしました。「面白いんじゃないか」という話もしてくださって、「フットサルはすごく難しいけど大輔ならできるよ」ということを言ってもらいました。北澤豪さんや、日本代表コーチの木暮(賢一郎)くんにも話を聞きながら。難しいと思いますが、自分はフットサルを楽しみたいし、フットサル界を盛り上げられたらいいなと思います。

──Y.S.C.C.横浜はサッカーもフットサルもある。二刀流なんてことも可能性としては……?

いろいろ、サッカーのオファーもらいましたし、本当にベトナムで終えるかもしれなかった人生が、戻ってきた。人生は何があるかわからない。この先は自分もわからない。どうなるかもわからないですし、大谷(翔平)選手のようになる可能性が、あるかもしれないという。それはわかりませんね(笑)。

──Y.S.C.C.横浜に決めた理由は?

自分のプレースタイルもそうですが、新しいことにチャレンジしようとしているチーム。自分もチャレンジができる環境を求め、目指しているものが同じだったということで、選ばさせてもらいました。

──ベトナムで隔離期間の大変さ、そのときに考えたサッカーのこと、人生のことは?

まず、6月から今まで、9月でもまだベトナムはロックダウン中なので、家から一歩も出られませんでした。ご飯は軍の人が運んできて食べる生活でした。運動は、非常階段や屋上があるのでそこで空気を吸いながら体幹トレーニングをしたり。外に出られない苦しみはなかなかサッカー選手としては致命的。帰国後、日本でも2週間の隔離があったので、体のコンディションはよくないので、これからつくりながらやっていきたいです。

──今後のことを考えた。

Jリーグに帰るなら8月15日が移籍期間のリミットということで、契約を切って、帰ってくるかという話もしました。ベトナムの会長のビンさんがよくしてくださって、こういう形で移籍ができました。どういうふうなサッカー人生を歩めばいいのか、自分には何が合っているのかを考えたときに、チャレンジしたい、もっとサッカーをしたい、と。フットサルでまた違う自分を発見できたらいいなと思います。Y.S.C.C.横浜の練習は朝の6時から8時なので、その後の時間も使えます。指導者ができたりするかもしれないし、いろんな可能性が見えています。フットサルで得た知識をサッカーにまた持っていけるのではないかなどもそうですね。将来のことを考えても、すごくプラスになる。そういうことをずっと、考えていたと思います。

──フットサルとサッカーは異なると思います。どうアダプトする?

そうですね。コートがサッカーと違ってフットサルのほうがコンパクトだったりしますし、ボールを持ったり、何回も交代できたりする。練習でも1対1が多かったりするので、もう一度ドリブルの楽しさ、見ている人が面白いようなプレーができればと思います。

──同時入団となるアウン選手。5月に日本とも対戦しました。彼は日本のレベルの高さに衝撃を受けたと。長く代表で活躍してきた選手に伝えたいこと、アドバイスできたらいいなということは?

海外でプレーすることはすごく難しく、言葉や文化の問題もあると思います。彼も国で大変なことがあったと思うので、日本がそれを救えた、助けられたことは、日本の良さ。ベトナムや他の国でプレーしてきてから帰ってきてみると、日本はいい国だと思います。みんなが彼を助けてくれますし、自分もチームに溶け込めるようにしたいと思います。みなさんも、街中でアウン選手に会ったら、頑張ってねと声をかけてくれたら、彼もいい気持ちになるでしょうし、日本の国の良さもアピールできると思います。

──プレー面では?

コミュニケーションがなかなか取りづらいと思いますが、練習などでも若い選手が日本語を教えたりして、すごくいい感じで過ごしていると思います。何度もコミュニケーションを取るなかで、若い選手や僕らとやることが一番の近道だと思っています。

──ベトナムはロックダウンとのことですが、今後も再開の目処が立たなかった?

ベトナムは、そこが曖昧な感じでした。最初は7月終わりに開催される、と。そこからロックダウンが延びて、延びて、来年の2月に再開されるということですが、決まったのかどうかもわからない。向こうのスケジュールは、明日の練習がわからないこともある。日本とは違い、計画的に進まないことがあるので正確なことを言えません。とりあえずは、2月に始まるのではないかと思っています。

──Y.S.C.C.横浜から最初にオファーをもらった時期と、抱いた印象は?

僕が聞いたのは、7月の終わりくらいから8月くらいですね。そこから移籍するのか、ベトナムに残るのか、リーグが始まるのか、微妙な時期もありました。最後までベトナムで全うしようと考えていたのですが、リーグが開催されない状況でしたし、2月くらいになるのではないかということで移籍を決めました。

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