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【入団会見全文】Y.S.C.C.横浜の“オールドルーキー”松井大輔の新たな挑戦。「フットサルも見てもらいたい」

PHOTO BYABEMA

ピエリアン・アウン「勝手に一人で日本に残ってしまった」

ミナサン、コンニチワ。私の名前はピエリアン・アウンです。
ミャンマーからきました。よろしくお願いします。

<質疑応答>

──フットサル選手になれた感想と、今後、どう取り組んでいきたいか。

契約をしてすごくうれしかったです。入団後に、みんなに支えてもらい、家族のような存在です。これから、このチームのためにできることをいろいろと頑張っていけたらと思います。

──アスリートとして目指すことを教えてください。

まだ入ったばかりなので、考えているところです。もう少しみんなに学んでからどうやって上に上がっていけるかを考えていきたいと思います。

──フットサルだけではなく、ピッチ外での活動も支援したいと、GMが話していました。どのようなことをしていきたいと考えていますか?

ピッチ外では、コロナ禍で移動なども難しいですが、東京などでも、デモや、ミャンマーのための集まりなどにも出席して、自分のこと、母国のことを広めていけたらいいなと思っています。

──報道などで「申し訳なかった」と話していました。日本でのプレーを歓迎している人も多いと思います。どうして、申し訳ないという言葉が出てきたのでしょうか。

日本には、試合をするために来ました。勝手に一人で日本に残ってしまったこと、家族やいろんな人に迷惑をかけてしまったからです。

──プレーの持ち味や、見てもらいたいことは? また、前田佳宏監督として貢献してもらいたいところは?

これまでサッカーをしてきたのでフットサルは初めてです。このチームにいろんなこと、フットサルのGKのことなどを教えてもらい、新しい技、自分に向いているプレーなどを身につけたいと思います。

前田佳宏監督 彼はもともとサッカーをプレーしていて、フットサルにアジャストしている最中です。そのなかで、勇気ある飛び出しや、あとは彼がいることで、僕たちのもともといる選手が若いグループなので、よりファミリーになること。練習でも試合でも、そうしたものを前面に押し出したものを表現できることに期待していますし、Y.S.C.C.横浜が躍動するフットサルの、さらなるきっかけになると思っています。

──現在は、どのような生活をしているのでしょうか? 吉野社長に、契約形態を教えてください。

朝はトレーニングをして、今までは仕事をしていませんでしたが、探してくださったので、これからはフットサルも仕事も頑張っていきたいと思っています。

吉野 プロ契約を結びました。金額は大きなものではなく、生活できる最低水準のものです。期間は今季中。頑張ってもらい、来季も契約を勝ち取ってもらいたいと思っております。加えて、支援していただける企業で仕事のお手伝いをさせていただくという状況です。

──仕事はどのようなものを?

吉野 最終的にフィックスしていないですが、農業をされている方や、支援企業の、業態は言えないですが、製造に関わる仕事などをチョイスしている段階です。彼がミャンマーに帰ることになった段階で、祖国の発展に寄与してもらいたいというところで、企業さんには支援を申し出ているところです。

──賛否あるなかで、どうして彼を受け入れた?

賛否の声は、なにをしてもあると思っています。本当に彼がサッカーを蹴れる場所を提供することがきっかけでした。練習参加してボールを蹴った後の爽快感、表情を見ると、私たちの地域活性事業もそうですが、それぞれの人がポジティブに生きていく社会づくりの一環として、スポーツの活力を通じて、人の心に光が灯ることをしたい、と。関われてよかったと思っています。

──サッカー選手を目指していたなかで、フットサル選手として。

練習参加してもらった7月7日からの3日間で、彼のブランクを取り戻す狙いでしたが、フィジカル面での力が戻っていなかったことを確認できました。チーム事情としてJリーグにはGKが4人いること、3日間のトレーニングを見て、今のタイミングでは、フットサルのGKのほうが合うのではないかと思ったので、渡邉GMに投げかけたところから本日の発表に至りました。当面、フットサル選手として活動してもらうことを考えております。

──ミャンマーでは大変な状況が続いています。今後、戦闘が激しくなる懸念もある。その情勢をどう考えているか、また、ご自身の活動で、どんなメッセージを発信したいか。

ミャンマーは大変な事態に陥っているので、周囲の国、日本を含め、支援をしていただきたいです。そして、サッカーをすることで、自分の国のことを、いろんな人に知っていただきたいと考えています。

ピエリアン・アウン選手、会見前の理事長&GMのコメント

Y.S.C.C.横浜吉野次郎理事長

本日はご多忙のところ、ピエリアン・アウン選手、松井大輔選手の入団会見に起こしいただきありがとうございます。冒頭、クラブからお詫びをしなければなりません。各報道には、情報配信の解禁日を設定しておりましたが、残念ながら9月10日に、スポーツ紙から入団について露出してしまいました。我々の情報管理の甘さであり、約束を守っていただいた皆さまには不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。

Y.S.C.C.横浜は、9月1日で35周年を迎えました。こうした年に、入団記者会見できたことを誇らしく思います。我々はJリーグ、Fリーグで戦っていますが。そもそもは地域の街クラブだと思っています。街クラブとしての誇りや大義を大事に活動しております。残念ながら、先行して報道されたことで後処理しなければならなかったことは現実にはお伝えできないことではあります。誠に、晴れやかに迎えたい本日でしたが、気分はよろしくなく、今日の天気のように曇天のような気持ちです。

かねてより、私の感覚でも、数字でもそうですが、フットボールは、FIFAは、国連加盟国よりも加盟国が多い。つまり、世界に一番近いスポーツがフットボールだと認識しています。そのなかでアウン選手が入団してくれました。彼の祖国を想う気持ちを、本日の出会いをきっかけに皆様に理解していただきたいと思っています。

世界に目を向けると、いろんな出来事が起きています。フットボールを通して、ボールで笑顔、ボールで世界平和を打ち出し、子どもや男女の区別なく、ポジティブに生きられる世界を目指しています。本日の記者会見をきっかけに、松井選手の経歴もそうですが、世界とつながる選手がこのクラブでどう活躍していくのか、深掘り、交流していただけたらと思います。これより、ポジティブな会見に移らせていただきます。

Y.S.C.C.横浜フットサル部門・渡邉瞬GM

今日、アウン選手と、Y.S.C.C.のエンブレムをつけて一緒に戦えることを発表できてうれしく思っています。8月から一緒にトレーニングをしています。サッカー選手なのでまだ適応できていないですが、先を見越したことや、彼の生活をサポートする選手の姿を見てきて、総合的にチームのプラスになると思い、契約を決めました。昨日、日本サッカー協会およびFリーグの登録をしました。難民選手として、初めての登録となるそうです。

彼には、プレーの活躍は当然期待しますが、ミャンマーの選手として、プロのフットサル選手として、今の国で起きていることを生で見て、感じたことを話せる唯一の人間だと思っていますので、ピッチ内外でお手本となる行動をを示していただきたいと思っています。

松井大輔選手、会見前の理事長&GMのコメント

Y.S.C.C.横浜吉野次郎理事長

本日、松井選手とこのような契約を結び、このような機会を頂戴できてありがたく思います。2010年の南アフリカW杯で日本代表が初めて決勝トーナメントに進出できたのは、初戦のカメルーン戦があったからです。その試合で1得点1アシストしたことは、今でも鮮明に残る記憶です。我々世代の憧れの選手。フットサル選手として交流し、選手登録してくれることは名誉だと思います。来シーズン、我々が目指す「Fの頂」のきっかけとなるよう、みなさんに注目いただき、Fリーグのさらなる活性化につながればと思っています。

Y.S.C.C.横浜フットサル部門渡邉瞬GM

Y.S.C.C.横浜フットサルの入団会見ができて、正直、自分自身が一番、驚いていますし、興奮していますし、ワクワクが止まりません。今日、見てくださっているみなさんも、どんなプレーをしてくれるかワクワクしてくれていると思います。松井選手に、GMとして期待することは3つです。

1つ目は、海外でいろんな経験をされてきています。うちの若い選手を少しずつ導いてほしい。

2つ目は、Fリーグおよび、Y.S.C.C.横浜に、お客さんをどんどん呼んでほしい。

3つ目は、日本サッカー界、フットサル界の今までにない新しい成功モデルをつくってほしい。

Y.S.C.C.横浜を筆頭に、グループ一が一丸となって、横浜に夢や希望、憧れをつくり、日本フットボールにワクワク、期待感をつくりたい。夢のような時間です。素直に、一緒に楽しんで一緒に成長していきたいと思っております。

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