更新日時:2021.11.23
新生・日本代表監督に木暮賢一郎氏が就任!女子代表監督は須賀雄大氏!
PHOTO BY軍記ひろし,高橋学
日本サッカー協会(JFA)は22日、フットサル日本代表、U20フットサル日本代表、女子フットサル日本代表の監督及びテクニカルスタッフを発表した。
日本代表、U20日本代表の指揮官はコーチを務めていた木暮賢一郎氏が就任し、女子日本代表はフウガドールすみだを率いた須賀雄大氏が指揮を執ることが決まった。
シュライカー大阪の指揮官時代にリーグ優勝へと導く
2021年10月に行なわれたFIFAフットサルワールドカップ・リトアニア2021でベスト16に終わり、5年間続いたブルーノ・ガルシア体制に別れを告げたフットサル日本代表。注目の後任には、ブルーノ・ジャパンでコーチを務めた木暮氏が就任することが決定した。
現役時代にスペイン1部のグアダラハラFSなどでプレーし、2008-09シーズン途中にFリーグの絶対王者である名古屋オーシャンズに加入。2013年に引退するまでに、リーグ優勝4回を含む9つのタイトル獲得に貢献した。
日本代表としても2004年、2008年、2012年のワールドカップ3大会に出場。2006年にはAFC年間最優秀フットサル選手賞を受賞するなど輝かしいキャリアを歩んできた。
引退後は指導者の道を歩み、2013年には新設されたFリーグU23選抜の監督に就任。2014年からシュライカー大阪の監督に就任すると、2016-17シーズンには名古屋の10連覇を阻み、史上初となる“名古屋以外のクラブ”が優勝カップを掲げた。その後2017-18シーズンまで大阪の指揮官を務めている。
日本代表としては、2016年にミゲル・ロドリゴ氏の退任を受けて暫定監督として、国際親善試合で指揮。2018年から日本代表のコーチに就任し、2018年には女子代表監督を務めている。
木暮氏は、日本代表監督とU20日本代表の指揮を執ることとなる。
就任会見に臨んだ木暮監督は「ここまでともにフットサルを大きくしてきたすべての方達の思いを受け取って、代表監督として、強いだけではなく、他のスポーツからも尊敬されるように全力を尽くしたい」と意気込みを語った。
女子代表監督にはすみだ退任の須賀雄大氏が就任
木暮氏の日本代表監督就任を受けて、女子代表監督は昨年までフウガドールすみだで指揮を執っていた須賀雄大氏が就任。暁星高校サッカー部のメンバーで立ち上げた「森のくまさん」で本格的にフットサルを始め、2005年から指導者の道を歩み出した。
フウガドールすみだの前身であるBOTSWANA FC MEGURO時代から指揮官を務め、2009年には、当時関東リーグ(当時2部相当)に所属しながらも全日本フットサル選手権大会で名古屋に勝利してタイトルを獲得した。昨シーズン限りですみだの指揮官を退任している。
須賀氏は、女子日本代表の監督及び日本代表のコーチの兼務が決まった。
就任会見で須賀氏は「女子監督の経験はないですが、ここまで成長させてきた方へのリスペクトを持って臨みたい」と意気込みを語っている。
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