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作成日時:2019.12.12
更新日時:2019.12.16

【日本代表メンバー/国内合宿】半数以上が“中軸ではない選手”に。浦安の石田健太郎、すみだの中田秀人が初招集!

PHOTO BY軍記ひろし

日本サッカー協会(JFA)は12日、12月17日から19日にかけて茨城県で実施するトレーニングキャンプに向けた日本代表メンバー19名を発表した。

好パフォーマンスの浦安・石田、すみだ・中田が初招集!

12月5日まで行われたスペイン遠征に続く代表活動となる今回、ブルーノ・ガルシア監督は初招集選手を含めて、代表グループのテコ入れを示唆するメンバーを選んだ。

バルドラール浦安で高い能力を発揮している石田健太郎と、フウガドールすみだでブレイク中の中田秀人が初めてメンバー入り。加えて、ゴレイロに坂桂輔、フィールドプレーヤーに小門勇太、新井裕生、連続選出となる八木聖人なども招集。一方で、前回も招集外となった森岡薫(負傷中)、星翔太、滝田学、仁部屋和弘に加えて、名古屋オーシャンズで安定感のあるパフォーマンスを見せ続ける西谷良介と安藤良平も選ばれていない。

9月に戦ったタイ代表との国際親善試合や、AFCフットサル選手権トルクメニスタン2020東地区予選を含めて、この数カ月は特に、7〜80パーセントを中軸とされてきた選手で構成していたリストからすると、半数以上が“中軸ではない選手”という意味では、メッセージ性の高い選考になっていると言える。

ブルーノ・ガルシア監督は、ポジションバランスやグループ内の調和など、様々な側面から熟慮を重ねて選手選考を続けてきた。それだけに、2020年2月のアジア選手権本大会を前に、まだまだ最終メンバーは固まっていない──そんな宣言とも受け取れる。

代表チームにとって最も重要なのは、アジア選手権でアジアに5枠が与えられているワールドカップ出場権を獲得することであり、そのためにグループを最大化すること。そう考えたときに、選手の危機意識を高め、さらなる競争を促していく狙いもあるだろう。

自らのドリブル突破など、型にハマらない攻撃性でカウンターの起点となれる坂。サイド突破から自分自身もフィニッシャーとなれる田口元気、内村俊太、堀米将太、八木。前線でゴールに導く仕事ができる小門や新井。潤滑油であり、ラストパサーにもなれて、仲間の能力を最大限に引き出すことに長ける石田や中田。小門や中田には左利きというメリットもあり、中田の場合は最後尾の一列前からの守備力の高さも際立っている。

ゴレイロ、フィクソ、アラ・フィクソ、アラ、ピヴォと、すべてのポジションに目新しいメンバーをそろえることで、これまでにない化学反応が生まれる可能性もある。日本フットサルにとって最も大切な残り2カ月半。ブルーノ・ジャパンどころか、“歴代最高”を目指すフットサル日本代表は、最終的にどんなメンバーになるのか──。

今回発表されたメンバーは以下の通り。

【フットサル日本代表 メンバー】

監督:ブルーノ・ガルシア(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:木暮賢一郎(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:鈴木隆二(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:内山慶太郎(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ:下地達朗(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

GK
ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田)
関口優志(名古屋オーシャンズ)
坂桂輔(エスポラーダ北海道)

FP
皆本晃(立川・府中アスレティックFC) ※ケガにより不参加(12月16日発表)
森洸(バサジィ大分)
芝野創太(バサジィ大分)
吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
田口元気(フウガドールすみだ)
内村俊太(湘南ベルマーレ)
森村孝志(ヴォスクオーレ仙台)
田村友貴(シュライカー大阪)
室田祐希(ペスカドーラ町田)
小門勇太(バサジィ大分)
加藤未渚実(シュライカー大阪)
堀米将太(エスポラーダ北海道)
八木聖人(名古屋オーシャンズ)
新井裕生(立川・府中アスレティックFC)
石田健太郎(バルドラール浦安)※
中田秀人(フウガドールすみだ)※

※フットサル日本代表候補 初招集選手

12月16日追加招集
星龍太(名古屋オーシャンズ)

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