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作成日時:2023.02.24
更新日時:2023.02.25

【PO決勝第3戦/名古屋vs立川】1ミリも隙を与えずに3連勝へと導いたフエンテス監督「最初から最後まで完璧な試合ができた」

PHOTO BY高橋学

Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 プレーオフ決勝、名古屋オーシャンズvs立川アスレティックFCの第3戦がパロマ瑞穂アリーナで行われ、3-0で名古屋が勝利した。この結果により、名古屋がプレーオフ決勝を3連勝で制し、6年連続15度目のリーグ制覇を達成した。

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駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた第1戦、第2戦に勝利した名古屋は、6連覇に王手をかけて本拠地へと戻ってきた。

17分、名古屋はキックインからキッカーの八木聖人が鋭い斜めのボールをゴール前に入れると、これが相手のオウンゴールを誘発し、先制点をマーク。さらに30分、3対2のカウンターから右サイドの安藤良平が放ったシュートがネットを揺らし2点差に。35分にはゴール前のFKをアンドレシートが豪快に決めて3-0とした。

その後、名古屋は立川のパワープレーを受けるも、最後まで集中したディフェンスを見せ、シュートを打たせないまま試合終了。名古屋が6年連続、15度目となるリーグ制覇を達成した。

試合後、フエンテス監督と篠田龍馬が会見に出席した。

田淵は3試合を通じてかなり良いパフォーマンスだった

フエンテス監督

──試合を振り返って。

先週と同じようなライン(水準)でプレーができたと思っています。自分たちが1点目をとれたことによってリードしてハーフタイムを迎えられて、後半は落ち着いてプレーできた。最初から最後まで完璧な試合ができたと思います。後半は2点目がとれて、相手の退場があった後に3点目をフリーキックから決められた。その後も相手のパワープレーを良い守備ができた結果だと思っています。

──3試合で立川から13点とったが、ここまで得点がとれた要因は?

良い守備をしたことが、自分たちの攻撃につながりました。多くのチャンスをつくることができて、得点につながったと思います。

──篠田龍馬選手と田淵ラファエル広史選手のGKがいる中で田淵選手を3試合で起用した理由は。

(田淵と篠田龍馬は)と2人ともすごい良いパフォーマンスをシーズンを通して見せてくれた。リーグ戦では2人が同じぐらいの試合に出ましたが、プレーオフについてはGKコーチを交えてスタッフで話し合って田淵を起用しました。3試合を通じてかなり良いパフォーマンスでした。ゴールを守ってくれた上に、2試合目ではゴールも決めてくれた。最後の残り少ない時間で顔で止めるシーンもありました。足でプレーする場面でもしっかりつないでくれました。

立川戦の負けが結果として良い方向に働いた

篠田龍馬

──試合を振り返って。

監督も言ったように、先週に引き続き、完璧な試合ができたんじゃないかと思います。インタビューでも言ったんですけど、リーグ戦のアウェイで立川に負けたのが、結果として良い方向に働いたかなと。気を引き締めて準備してきましたし、あの負けがあったから、この勝ちがあったんじゃないかと。チームとしても1、2段階成長したプレーオフだったと思います。

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