7日、しながわシティは、チアゴ・セウバックの退団を発表した。

しながわのストライカーとして、今季16得点

チアゴは、2016-2017シーズンに初来日し、シュライカー大阪に入団。
3シーズンを戦ったのちタイで1シーズン、ブラジルで2シーズンを過ごしたのち、この2022-2023シーズンに4年ぶりに日本に拠点を戻し、しながわシティに入団した。

今シーズンは12試合に出場し、16得点をマークしたチアゴは、リガーレヴィア葛飾に所属する米谷悟の17得点に次いで、Ｆ２リーグ2位の得点数でしながわのF1昇格に貢献した。

なお、しながわを退団後は再び祖国・ブラジルに戻り、ブラジルのフットサルトップリーグで最多優勝を誇る、カルロス・バルボーザでプレーすることが決定している。

リリースは以下の通り

日頃より、しながわシティへ熱いご支援・ご声援誠にありがとうございます。

この度、チアゴセウバック選手が ブラジル のカルロスバルボーザ（ACBF）へ
完全移籍することとなりましたのでお知らせ致します。

※なお、チアゴ選手はすでに渡航しているためJFA第28回全日本フットサル選手権大会へは出場致しません。

生年月日：1990年3月10日（32歳）

身長/体重：177cm /76kg

出身地：ブラジル

ポジション：FP

利き足：右

チーム歴：COPAGRIL(ブラジル)-シュライカー大阪-チョンブリ(タイ)-Pato Futsal(ブラジル)-Jaragua Futsal(ブラジル)

出場記録
2022/2023 Fリーグ Div.2：12試合出場/16得点

2022/2023 Division2 MVP

【本人コメント】

先ずは私と家族を常に敬意と愛情を持って受け入れていたただき、
そして日本での新たなフットサル人生の機会を与えてくれたしながわシティに感謝したい。

大栗社長と岸本GMが進めるプロジェクトを私は強く信じ、
岸本GMから連絡を受けチーム計画の説明を聞き
私は再びFリーグで名を刻む思いで挑戦することにしました。
そして私を信じて機会を与えてくれたクラブに感謝してます。

ピッチ内外で多くの壁があった1年でしたが、
岡山監督をはじめとするコーチングスタッフの力と選手達の団結力が
チーム全体の技術面、戦術面、メンタル面での向上に繋がりました。
本当に献身的に働いてくれたすべてのスタッフに感謝を述べたいです。
チームメイトは一人一人が私にとって大切な存在であり、
それぞれと素晴らしい関係性を築けました。
私の目的は遠く離れていても彼らの成長をサポートし、
選手としてだけではなく1人の人間としての成長の手助けをする事です。
彼らからは日々の活動の中で新しいことを教えてもらい、
そして私の事をとてもリスペクトしてくれました。
このグループは3シーズンに渡る困難を乗り越えたグループです。
今シーズン共に戦い目標を成し遂げる事ができた事をとても誇りに思っています。

残念ながら、来シーズンしながわシティの一員として
プレーを続けることはできなくなってしまいました。
ブラジルのビッククラブであり世界最大のクラブの 1 つからオファーを受けたからです。
しながわシティを去るという決断は、私のキャリアの中で最も難しいものでした。
しかしこのチャンスは最初で最後であると認識しているのでこの様な決断に至りました。
しながわシティは私の心の中にずっと残っていくクラブです。
ここで関わった人達は本当に素晴らしい人達でした。

そして最後に、しながわシティだけでなく、
日本のフットサル界がより良い方向に歩む事を心から応援してます。
プロクラブがもっと増える事でこのスポーツが、
多くの方々に取ってますます魅力的になると信じてます。
個人的にはこれが最後の別れではないと感じています。
私はこの国と非常に強いつながりを持っており、
いつかまた戻ってこれたらと考えてます。

ありがとうしながわシティ、
ありがとう日本。