更新日時:2023.12.19
【日本代表】2024年の年間日程を発表!ワールドカップ直前の9月に“聖地”代々木で2試合の国際親善試合を予定
PHOTO BY本田好伸
日本サッカー協会(JFA)は12月18日、日本代表の年間スケジュールを発表した。
2024年、W杯イヤーを結実できるか
日本代表は、12月14日、17日のアルゼンチン代表と国際親善試合を行い、2023年の活動が終了。18日には、2024年の年間スケジュールが発表された。
フットサル界にとっては“ワールドカップイヤー”となる2024年。その最初の活動は1月29日から2月7日の海外遠征でスタートする。その後、4月に“最初の関門”となるAFCフットサルアジアカップを迎える。
この大会はワールドカップ出場権がかかる「アジア予選」を兼ねた戦いである。日本は2004年、2008年、2012年、2021年と、過去、W杯に4大会出場してきたものの、2016年に一度、大きな“挫折”を経験している。イランと並び立ち、アジアの2強とされてきた日本だが、ウズベキスタンで行われた2016年のアジアカップは、アジアに5枠が与えられたW杯出場権をつかみ損ねてしまったのだ。
木暮賢一郎監督は常々、「我々は、前回のW杯は予選を戦っていないことを忘れてはいけない」と話している。2016年にW杯を逃して以来、2020年大会はコロナ禍の影響で翌年にスライドとなり、かつ、アジア予選(アジアカップ)が中止となったことで、日本は過去の成績を踏まえてW杯出場を果たしている。
そのため、“予選を勝ち上がってW杯に出場した”という経験値が少なく、2022年のアジアカップでチャンピオンになったとは言え、決してW杯出場権が約束されている状況ではないのだ。
無事にW杯の出場権を手にすれば、今回の日程発表で公開された東京・国立代々木競技場第一体育館で9月6日、8日に行われる国際親善試合が“壮行試合”となる。このシチュエーションは、2012年、ミゲル・ロドリゴ監督が率いたチームに“キング・カズ”こと三浦知良を招へいして、W杯における日本史上初のベスト16に到達した流れとも重なる。2012年は大会直前の10月、代々木でブラジルと、北海道でウクライナと戦った。
2012年は“カズ・フィーバー”も相まってフットサルの機運が高まったが、今回の日本は、アジアカップ→国内壮行試合→W杯という思い描いてきた流れを着実に進み、初のW杯ベスト8以上を目指している。さらに願わくば、その熱狂が国内に広がり“フットサル・フィーバー”へとつながることこそ、本望だろう。
2021年12月に始動した木暮ジャパンは、W杯イヤーでどんな結末を迎えるのか。
■フットサル日本代表 スケジュール
1月29日〜2月7日:海外遠征(場所未定)
3月30日〜4月4日:国内トレーニングキャンプ(高円宮記念夢フィールド)
4月17日〜4月28日:AFCフットサルアジアカップ タイ 2024
6月23日〜26日:U-19フットサル日本代表候補トレーニングキャンプ(高円宮記念夢フィールド)
8月1日〜8月9日、8月12日〜8月17日:国内トレーニングキャンプ(高円宮記念夢フィールド)
8月19日〜8月31日:海外遠征(場所未定)
9月6日、9月8日:国際親善試合(国立代々木競技場第一体育館)
9月14日〜10月6日:FIFAフットサルワールドカップ ウズベキスタン 2024
※赤字は試合日程
■女子、デフフットサル代表の日程はこちら:https://www.jfa.jp/national_team/schedule2024.pdf
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