更新日時:2025.10.18
【日本代表】世界王者を相手にビッグセーブ連発。ブラジル戦で“最も活躍した選手”GK田淵広史「勝たないと何も意味がない。日本はもっと賢さが必要」
PHOTO BY伊藤千梅
【国際親善試合】日本代表 0-4 ブラジル代表(10月17日/北里アリーナ富士)
10月17日、フットサル日本代表は国際親善試合の第1戦でフットサルブラジル代表と対戦。日本は0-4で敗戦し、サッカー日本代表に続く歴史的勝利とはならなかった。
2024年のワールドカップを制した世界王者・ブラジルの猛攻を受け続けながら、多くのファインセーブを披露したのがGK田淵広史だ。公式記録25本のシュートは、その多くが枠を捉え、日本は大量失点を招きかねなかった。
ブラジルでのプレー経験をもつ田淵は、この試合で何を感じたのか。試合後、取材エリアで話を聞いた。
最後に勝ち切る力が大事
──試合を振り返って。
すごく難しい試合になることはわかっていたんですけど、ただ失点を防ぐことが自分の仕事なので、難しいところもあるんですけど、チームとしてどういう形で守れば良かったかを考えて修正しないといけないと思いました。
──たくさんのセーブを見せていましたが、自身のプレーの評価は?
セーブのところはたくさんあったと思うんですけど、勝たないと何も意味がないと思っています。次の試合に向けて課題が見えましたし、次につなげることはできるんじゃないかなと思います。
──ブラジルの攻撃力があることは想定していたと思いますが、実際にやってみて想定を上回ってきた感じでしょうか?
そんなことはないですね。僕がブラジルでプレーしていた時からこういう形であることはわかっています。強いクラブと小さなクラブが戦う時にはそういう試合が多いなかで、最後に勝ち切る力が大事になりますし、そういった細かいところが自分たちには足りなかったんじゃないかと思います。
──ブラジルとやって一番感じた日本との違いは?
人それぞれ強みはありますが、向こうの選手は誰でも体が大きいですし、パワーがあります。そこに対して自分たちのプレーを変えるという部分が課題に残ったと思います。
──やはり日本との差を感じましたか?
プレーの強度や体の大きさは国それぞれ違いますし、レベルはどの国でも違いますが、日本もスピードといった武器はあります。ただ賢さのところはもう少し良くならないといけないというのは、課題として残ったんじゃないかなと思います。
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