更新日時:2020.10.14
【U-19日本代表/WEB取材】横浜から初の代表選出となった黒田智暉。「しっかり結果を出してチームに還元したい」
PHOTO BYSAL編集部
10月12日から14日に千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドで行うU-19フットサル日本代表候補のトレーニングキャンプに招集されたY.S.C.C.横浜の黒田智暉。19歳ながら今シーズンから初のF1を戦う横浜の一員として活躍する黒田は、この合宿で何を目標としているのか。
2日目のトレーニング終了後、オンライン上に集まったメディアの質問に黒田が答えた。
自分の長所が出せたらF1でも通用する
──黒田選手は自身の特徴、武器は?
ドリブルが得意で、特に右サイドの高い位置でのドリブルを仕掛けていきたいと思っています。
──実際、F1のピッチに立ってみての手応えは?
調子にムラがあるなと思います。試合に出る場面でもポイント、ポイントで出ることが多いので試合の入り方はすごく難しいなというのがあります。自分の長所が出せたらF1でも通用するなというのは自信になりました。
──フットサルを始めたのはいつからですか?
高校3年生の春です。作陽高校出身なので、3年生のときにフットサルとサッカーを選ぶ機会があったのでフットサルを選びました。そこからフットサルを始めました。
──今回、代表に選ばれて三好達也監督や周りからの反応は。
三好さんと、いろいろな友達からも「おめでとう」という言葉をもらってとても嬉しかったです。
──作陽高校時代、全日本フットサル選手権でバルドラール浦安と対戦して0-8で敗れています。ですが先日Y.S.C.C.横浜の選手として対戦した際は自身のゴールが決勝点になって浦安に勝利しました。U-19日本代表にも選ばれ、高校時代から比べて自身の成長はどう感じていますか?
高校を卒業して大学に入学したときにY.S.C.C.というチームに入って、考え方がすごく変わりました。作陽高校でも戦術とかセットした形で攻撃をしていくやり方でしたが、Y.S.C.C.ではトランジションとかダイナミックにプレーするということを教わって、そこが自分の成長につながっていると思います。
──Y.S.C.C.横浜の選手としても初めての代表選出で期待されているのではないでしょうか。
YS全体からすごく注目されていて、サポーターの皆さんからも「頑張れ!」という声は届いています。ちょっとプレッシャーにもなっていますけど、しっかり結果を出してチームに還元できたらと思っています。
──同じ世代の選手と一緒に練習してみていかがですか?
みんな戦術理解がすごく早くて、そこに追いつかないといけないなと思うので、そこは頑張りたいです。
──トレーニングキャンプ前に左利きの選手が何名かいる中で違いを見せたいと言われていましたが、トレーニングキャンプに参加して違いは見せられていますか?
戦術中心のトレーニングをしていますけど、それでも縦突破とかだったりは心がけていて、全然通用する場面はありますし、違いは見せられているのかなと自分の中では思っています。
──木暮賢一郎監督から教わって印象的なことはありましたか?
特別な戦術とかはしていなくて、ラインカットだったりボランチとかという戦術は当たり前にあるものですが、それでもタイミングだったりは全然できていないと実感させられました。そこはまだまだ課題だなと思います。
──生き残っていくためには何が必要だと感じていますか?
先ほども言ったように、戦術理解。あとはコミュニケーションをもっと頻繁に取っていきたいです。守備の連動とかがまだまだチームとしてできていないのでそこはもっと話していきたいです。
【初日トレーニング前インタビュー】
・「19歳は決して若くはない。1日でも早くA代表にたどり着いてほしい」木暮賢一郎監督
【2日目午前トレーニング後インタビュー】
・「前回よりは全体的にコミュニケーションが取れている」井口凜太郎
・「ここに15歳でも立てるということをいろいろな人に伝えていけたらもっと下から突き上がっていく」柴山圭吾。
【3日目練習試合後インタビュー】
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