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2021.01.25

「目標は日本代表。自分にしかできない武器を出せたら到達できるはず」【Fの主役は俺だ!全チームインタビュー|高溝黎磨|湘南ベルマーレ】

PHOTO BY高橋学

Fリーグ ディビジョン1、12チームの監督&注目選手を対象にした全チームインタビュー。題して「Fの主役は俺だ!」。コロナ禍を乗り越えてきた各チーム、各選手に、終盤戦への意気込みを聞く。

2014年にトップチームに登録された湘南ベルマーレの高溝黎磨。近年、出場時間を増やしてきたが、今シーズンはもう一段階、上のステージに辿り着いた印象を受ける。チームの中軸選手となり、ボールを持てば、違いを見せつける圧倒的なテクニックで相手陣内を何度も突破して見せていた。

奥村敬人監督に命名されたという「レイマール」の愛称がまさにピッタリの活躍ぶりだ。

現在26歳。若手選手が増えたチームの橋渡し役となり、今後のクラブを背負っていく、重要な存在だろう。さらなるブレイクスルーを予感させる“ドリブル小僧”のキャリアと、今の胸の内に迫る。

取材・文=本田好伸、舞野隼大
※インタビューは1月14日に実施しました


湘南ベルマーレ|奥村敬人監督のインタビューはこちら
その他、全チームの監督、注目選手のインタビューはこちら


「レイマール」の命名者はまさかの奥村敬人監督

──今シーズンのここまでのパフォーマンスを振り返っていかがですか?

周囲からも「調子が良いね」「パフォーマンスが上がってきたね」と声を掛けてもらえる機会が増えました。自分としては、自分の持っている以上の力が出るということはないと思っているので、トレーニングの一つひとつの積み重ねが少しずつ形になってきているのかなと感じています。

──つまり、基準値が上がってきているわけですね。

そうですね。自分としては、オフェンスとディフェンスというような区切り方をしないで、すべての基準値を上げるためにトレーニングを重ねているので、周囲から声を掛けてもらえているということは、実際に基準値が高まっているということなのかもしれません。

──年々、パフォーマンスが上がっていますよね。

多少、ですけどね。まだまだ上げていかないといけません。「持っている以上の力が出るということはない」とお伝えした意味は、決してこれが限界だという話ではなく「試合では自分の実力が出る」ということ。その点で言えば、自分が持っている力が上がってきているのかなという感覚もあります。

──自分の力を高めるために取り組んできたことはありますか?

フィジカルを高めるトレーニングを2、3年前から続けてきて、少しずつ形になっていると思います。

──フィジカルに課題を感じていた。

その感覚があったので、いろいろと試しながら取り組んでいます。

──そう言えば、「レイマール」という愛称は誰が言い始めたのでしょうか?

(奥村)敬人さんだと思います(笑)。

──そうなんですね(笑)。もちろんネイマール選手が由来だと思いますが……どう感じていますか?

どうでしょう(笑)。名前負けをしていませんか?

──いや、テクニックは際立っていますよ。

ありがとうございます(笑)。個人的にもフィジカルが向上し、チームとしても良いフットサルをできているので、自分が持っている武器をどのタイミングで出すのかが明確になってきているのかなと思います。

──最近は、1stセットでの出場が増えていますよね。

そうですね。立ち上がりは勢いに乗って流れを作ることが大切ですし、監督からも求められています。

──チーム内の役割も変化してきているのでは?

自分は、今のチームでは唯一の中堅ではないかと思っています。落ち着きすぎず、はしゃぎすぎずという意識です。僕が気持ちを見せたプレーをすれば、若手も「やろう!」と感じるはずですし、一方で、プレーで安定感をもたらしたり、試合のリズムを読めたりすることで、欠かせない存在になれると思います。

──たしかに同世代がいないですね。一番年齢が近い選手は誰でしょう?

2つ下に上原拓也と高橋広大。2つ上にフェリペ(林田フェリペ良孝)ですね。

日本代表へのライバルは内村俊太、室田祐希、内田隼太?

──高溝選手はロンドリーナ出身ですよね。

はい、19歳から加入したので、湘南ベルマーレ歴は7年目になります。

──高校卒業後から?

大学へ進学して、すぐの頃からですね。

──成立学園高校を出て、サッカーではなくフットサルで上を目指そう考えたのですか?

僕の小さい頃からの夢は「サッカー選手かフットサル選手」でした。もしくはフットボールに関わる仕事。

──え、小さい頃から「フットサル選手」を目指していた。

はい。2007年のFリーグ開幕の頃は小学校低学年でしたが、華麗なテクニックを見て「フットサル選手ってすごいな」と思っていました。

──身近にFリーグに触れる機会があったんですね。

『やべっちFC』のハイライトなどで取り上げられている映像をよく見ていましたね。「早送りしているんじゃないか?」って感じるプレーもたくさんあって、すごく魅了されていました。

──では、競技フットサルに転向するきっかけは?

幼少期から続けていたサッカーへの情熱が薄れてしまいました。惰性で球を蹴っていたんだと思います。大学に進学して、自分のなかにサッカーに対する熱量がなかったのでやめてしまいました。

──その後、セレクションを受けてロンドリーナへ。

そうですね。そのとき、敬人さんから「いいじゃん。一緒にやろうよ」と声を掛けてもらったことを覚えています。フットサルを本格的に始めると、サッカーでは考えもしなかった動きがたくさんあって、めちゃくちゃ面白かった。もっと早く知っていたら、サッカーにも生かせたと感じましたね。

──ロンドリーナからすぐにトップへ昇格しましたが、メンバーに定着するまでには時間を要しました。

そうですね。

──でも、今では主軸となり、さらに階段を登っている印象です。どこを目指していますか?

日本代表に入ることです。そのためにもクラブで良いパフォーマンスを発揮すること。フットサルと真摯に、ひたむきに向き合って、一つひとつ課題を修正しながら成長していきたいです。そうやって積み重ねている最中なので、今は練習が楽しいですし、練習できること自体が楽しみですね。

──高溝選手のポジションは、湘南では内村俊太選手であったり、日本代表では、室田祐希選手や内田隼太選手であったり、ライバルが多いですね。彼らへの宣戦布告と捉えてもいいでしょうか?

なんですかそれ(笑)。面白いことを言ったほうがいいですか?

──いえ、すみません……。

はは(笑)。でも、素晴らしい選手から、盗めるところはたくさんあります。彼らと競うというよりは、自分を高めていくことが一番だと思います。自分にしかできない武器を出せたら到達できるはずです。

──武器を出し、なおかつ得点もですよね。ここまで6得点という数字には満足していない?

全然ですね。チームを助けたいですから、そのためにゴールはもっと必要になってきます。

──湘南は今、すごく一体感があり、状態が上向いていると思います。

まさに、チームには一体感がありますし、お互いに信頼し合えています。「誰かのために戦う」ということも、一つの立派なモチベーションになっているのかなと。ヒサさん(久光重貴)のこともありましたし、そこからはより一層、チームが団結しました。ヒサさんが残してくれた熱い気持ちを受け継ぎたい。全員がその気持ちをもっているはずなので、ベクトルを合わせて、試合でもうまく出せているのかなと思います。

──名古屋に逆転した戦いは、まさに象徴的でしたね。

リードされていたとしても折れない心がありました。全員が勝利を信じて疑っていなかったと思います。

──それこそが、湘南の強さですよね。

はい。だからこそ、一つでも上の順位で終わることを目指して、信じて戦い抜きます。一つでも上の景色をファン・サポーターの方々と一緒に見られるように、1試合1試合、ひたすら頑張るだけです。

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