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2021.08.06

【日本代表/WEB取材】子どもの頃の夢が目の前に迫りつつある関口優志。「W杯という舞台を楽しみたい」

PHOTO BY高橋学

ワールドカップ本大会の開幕まで、残り1カ月強。日本代表は現在、8月2日から千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプの“後半戦”を行い、スペイン・ポルトガル遠征を経て一気に“W杯モード”へと入っていく。

ピレス・イゴール、矢澤大夢と共に切磋琢磨しているGKの関口優志は、以前より「W杯に出ることが子どもの頃からの夢」と語っている。当時はサッカーのW杯だったが、フットサルに競技が変わった今でも、その想いは変わっていない。

そんな子どもの頃の夢が目前にまで迫り、関口はどんな想いで今を過ごしているのか。また、W杯前にはグループステージで同組のスペインなどと国際親善試合が7試合含まれているがそこにはどんなプランで臨むのか。


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いいコンディションでトレーニングを積み重ねている

──トレーニングからGKの3人で切磋琢磨しているいい雰囲気を感じます。3人が同時にピッチに立つということはありませんがどういった刺激をもらい、どういった関係性なのでしょうか。

今仰られたように、非常にいい関係性で切磋琢磨して、トレーニングができています。お互いのいいところを盗みつつ、トレーニングに生かすこともできています。もちろん、試合に出るのは一人ですけれども、それに関係なく“一つのGKチーム”として「誰が出ても素晴らしいパフォーマンスができるように」ということを意識してトレーニングができています。いい状態を保ちつつ、いいコンディションでトレーニングを積み重ねている状態かなと思います。

──3人のGK陣で日本のゴールマウスを守る上で共通して大切にしていることはありますか?

GKのグループとしておおまかな約束事はありますけどうっちーさん(内山慶太郎GKコーチ)は、僕だったり(ピレス・)イゴール選手、矢澤(大夢)選手の長所を生かしつつ決まり事の中でできることをやっていこうと常々言ってくれていて、(プレーの選択に)幅を持たせてくれている。それぞれのできることは違うと思いますし、その中で僕自身が選んでいって素晴らしいパフォーマンスをできるように心掛けている。グループとして大切な大枠というのは決まっていますけど、その中で幅は持たせてもらっている。今まで名古屋オーシャンズのチームでやってきているような僕自身のプレーを出しつつやっていければいいパフォーマンスに繋がると考えています。

──関口選手は「W杯に出ることは子どものころからの夢」と常々話していますが、それが1カ月ほどに迫ってきていますが今の心境はいかがですか?

僕自身、小さいときはサッカーのW杯を目標にしていましたけど今はフットサルのW杯を目標にしてやってきています。まだ最終メンバー発表はされていませんが、こうして目の前に大会が迫ってきていて、明日から大会が始まっても出られるような準備を常にやってきました。僕自身が出場して戦いたいという強い気持ち、責任を持って取り組んでいますので、非常に楽しみな気持ちです。一刻も早く試合をして、いい成績を残したいというイメージでトレーニングを重ねていて、リトアニアに行って大会に出るのが楽しみな心境です。

──逆に気持ちが強すぎるが故に緊張してしまうかもしれない不安はありませんか?

僕自身、代表の試合に出場させてもらう機会が今までもありましたけど、そこまで緊張するタイプではないので、上がってしまうことは今までの経験的にはないかなと思います。もちろんW杯は経験したことはないですが、国際大会はある程度いろいろと経験しているので、その中の感想で言えばそこまで舞い上がってしまって空回りするというのは僕はないなと思っています。ですが僕的には緊張感を楽しみが上回っていて、いいパフォーマンスができるなというイメージがある。そういうところを生かしつつ、僕自身のメンタルコントロールをしつつ、楽しみつつW杯という舞台を経験していきたいです。

──W杯本番でも対戦するスペイン代表との親善試合も控えていますが、GKにとって本戦で戦う相手と事前に対戦するメリットとデメリットは何がありますか?

まずメリットに関しては、やはり相手のシュートのタイミングだったり相手の戦術を把握できることがメリットになります。素晴らしい選手がたくさんいるとは思いますけど、シュートのタイミングというのは日本と違うものがあるので、W杯で実際に対戦する相手と練習試合で対戦して、ある程度の感覚を掴めるというのは非常にメリットになるかなと思います。

逆にデメリットを言えば、相手からとったら同じですよね。日本の戦術をしっかりと盗まれてしまうことは、やはりデメリットになる。そこは監督が考えることかもしれないですが、戦術をどこまで出すかというところだったり、隠さなければいけない部分も出てくると思いますが、相手の特徴を掴めることはメリットですし、こちらの特徴を掴まれるところはデメリットだなと感じます。

──例えば練習試合なら「チャレンジングなスローをしてみよう」となったり本番では慎重になったりと、メンタル面での違いはありそうですか?

多少そういうところはあるかもしれませんけど、練習試合であっても、本番と気持ちで臨みます。ですがそういったチャレンジは実際の本番よりも果敢に挑戦できる部分ではあると思う。そういった「ここは我慢しよう」という部分を投げることが練習試合ではもしかしたらあるかもしれないですね。

──本番まで7試合も控えているのでその分スカウティングされることになると思いますがトータルで見るとやはりメリットの方が大きいと考えていますか?

そうですね。僕自身、完全にメリットの方が大きいと思っています。日本代表として1年半以上もの間国際試合を行えていない。ですがW杯に入る前に7試合を戦えるので、試合感がない日本代表チームがトップレベルの代表チームと試合を行うことで感覚的な問題だったり「こういう感じなんだ」という体感をすることによって、ある程度の感覚を取り戻すことができると思っています。そういった意味ではデメリットで相手にスカウティングされることよりも、ある程度の感覚がわかるということは非常にメリットであると感じています。

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