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2021.09.20

J鹿島推しの女性サポがF観戦歴1年でW杯へ。私たちが“フットサル沼”にハマるワケ|五十嵐メイ×Maaya超リアル対談

PHOTO BYMaaya&五十嵐メイ

2大会ぶりに日本代表が出場したFIFAフットサルワールドカップ。戦っているのは、なにも選手だけじゃない。そう、サポーターだ。

大会の開催地・リトアニアは、日本からおよそ8000キロ。渡航時間は東京から首都・ヴィリニュスまで11〜14時間。時差は6時間。それだけでも現地観戦は大変だが、今大会はさらに“コロナ禍”というハードルが加わった。ワクチンパスポートと呼ばれる接種証明書がないと、入国後に隔離が必要となり、さらに日本に帰国後は必ず14日の自主隔離生活を強いられる。

それでも、現地で観戦する──。

そんな強い気持ちで旅立ったのが、女性サポーターの五十嵐メイさんMaayaさん。もともと、鹿島アントラーズのサポーターという共通項をもつ2人は、今では「フットサルサポーター」という共通項を加えた。フットサルの観戦を始めてからわずか1年弱。それにもかかわらず、どハマり中だ。

▷五十嵐メイさんがハマった沼
https://note.com/pandaman/n/n1de2fbdbb873

▷Maayaさんがハマったフットサル
https://note.com/antlovers/n/nf5bff0ab01aa

彼女たちの声を聞くと、「フットサルはやっぱりおもしろい!」と、自信をもって伝えたくなる。観戦歴は重要じゃない。この競技に魅せられているかどうかが大事なのだ。誰だって等しく“フットサル沼”にハマれる──。

女性サポ2人は、いざリトアニアへ。日本を後押しする声を、お届けしよう。

取材=北健一郎

 


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フットサル観戦のきっかけは内田隼太とアスレくん

──W杯を現地観戦されるということで、ぜひお話を聞かせてください。お2人のこと、フットサルのこと、そしてなぜ日本代表を見に行くのか。昔からフットサルを追いかけていたわけではないんですよね?

五十嵐 私たちは、Jリーグの鹿島アントラーズを応援していることでつながっています。

Maaya それで私が、フットサルに誘ってしまいました(笑)。フットサルは約1年前に、知り合いに誘われてクリニックに参加したことがきっかけでした。たまたま、立川・府中アスレティックFCの内田隼太選手がコーチだったんです。

──内田選手は鹿島ユース出身ですが、そのことを知っていた?

Maaya いえ、知りませんでした。私が内田篤人さんのユニフォームを着ていたので、声をかけてくれたんです。そこで鹿島の話をして、「実はユースでやっていたんです」と。ビックリしました。もともと、サッカーが好きだったのでフットサルも興味をもっていたのですが、Fリーグを見に行く機会がなかったので、去年、有観客の試合から見に行くようになりハマりました。それで、周囲にフットサルを見に行く人がいなかったので、仲間を増やそうと思っていきなりメイさんをお誘いしました。

五十嵐 三重県で開かれていた全日本フットサル選手権大会に行きませんかと(笑)。

Maaya 前日が鹿島の試合だったので、東京駅から一緒に、バスに乗ってね。

五十嵐 その前から、Fリーグ、というかアスレの存在は知っていました。というのも、MaayaがSNSでよく発信していたので。去年から茶色いチームを見に行っているなぁと。すごくハマっているから、そんなにおもしろいの?と思っていました。

Maaya でも、気になったのはマスコットだよね?

五十嵐 そうそう。私、マスコットが本当に好きなんです。だから、Twitterのタイムラインに流れてきた「アスレくん」を見て、なにこれめっちゃかわいい!って(笑)。私、Jリーグでもマスコットに会うために全国を巡ってしまうくらいですけど……それでも、上位に入りますよ、このかわいさは。この子に会えるなら行こう。それが、私のフットサルの入り口でした(笑)。

女性ライターへの憧れと、楽しいことを伝えたい思いと

──2人とも発信力が高いですよね。noteとSNSを活用されています。もともと、そういうことをやりたかったんですか?

五十嵐 私は、大学を卒業してからフラフラしていて……自分の人生をどうしようか悩んでいました。そのころに、TwitterでOWL magazineでも活躍されている文筆家・峰麻美さんを知って、インフルエンサー的な女性サポーターかなと思っていたら、文章がめちゃくちゃおもしろい。その姿に憧れました。そうこうしているときに、「旅をしながらサッカーの記事を書きましょう」という謎の求人を見つけて、それがたまたまOWL magazineでした。応募して、活動をはじめました。

──ベテランジャーナリストの宇都宮徹壱さんと一緒に取材されるようになったんですよね。

五十嵐 そうです。ライターをしたいですとお伝えしたら、現場にも連れて行ってもらい、アシスタントとして勉強させてもらっています。

Maaya 私は、旅行会社で商品企画の仕事をしています。本業がそうした仕事なので、「楽しいことを伝えたい」という気持ちがもともとありました。なので、自分の伝えたいことをお伝えし、それに誰かが興味を持ってくれたらいいな、という気持ちで取り組んでいます。

──Maayaさんが執筆されたフットサルW杯を紹介する記事は、プロのメディアが舌を巻くほど、力を入れているなと。勉強させていただきました……。

Maaya いえいえ(笑)。あれは、本業を終えた夜の時間に書き進めて、1週間から10日くらいかかっています。W杯の情報が少なくて苦戦しました(笑)。留学経験もあり、英語はできるのでFIFA(世界サッカー連盟)のサイトに行ったり、あらゆる海外のサイトで情報を集めたり、選手の情報も、SNSやクラブの過去の公式サイトを片っ端から集めて書きました。

W杯あるなら行くっしょ!というスタンス

──2人は1年の観戦歴でW杯を見ようとなった。どうしてでしょう?

五十嵐 もともと、フットワークが軽いんです。サポーターは、基本的に根がフッ軽(ふっかる)。「W杯あるなら行くっしょ!」という感じです(笑)。

──かるい!

五十嵐 無観客になりそうでしたし、最初はあきらめていました。でも、有観客になったことを知って、行こうと。メディアに出ている選手が目につくことが多いので、W杯イヤーになってから、各チームの日本代表選手を自然と追うようになっていました。もしかしたらこの先、何度も見に行くかもしれないけど、今年のW杯は一度だけ。見はじめたら愛着が湧いてきますし、行けるなら行きたい!という思いで決めました。

Maaya 私も同じような感じですね。行けるなら行きたいよねって。日本が出ることが決まったときから、そんな話をしていました。本業の旅行会社で海外旅行を担当していて世界の状況がわかるため、最初は厳しいと思っていました。頑張って行ったところで無観客なら仕方がないし……と思いながら、毎日情報をチェックしていたら、「チケット出てる!」ということで。

──それ、大会1カ月前ですよ。

Maaya はい(笑)。なのですぐに、じゃあ行きますか、って。

五十嵐 決めたのはMaayaが先だったね。「行かないの?」ってプレッシャーをかけてくる。「私、休み取ったんだけど」って(笑)。

Maaya シルバーウィークもありますし、3日くらい休めば行けそうだったので……。ワクチン接種も7月には終わっていたので、条件をクリアできていました。

五十嵐 私はギリギリ、運にも味方されて、なんとか間に合わせることができました。

リトアニアには完全オリジナルMaayaツアーで

──2人とも、ツアーで予約していないそうですね。

五十嵐 それはもう、旅行代理店の強み。Maayaがいるから行けるでしょって(笑)。

Maaya ツアーだとどうしても日程が合わなくて、仕事の休みが取れなかったりすることがあるので……。もともと、一人で海外にサッカーを見に行くくらいなので問題なしです(笑)。

五十嵐 そうそう、「Maayaツアー」ということで、しおりも準備してくれています。

Maaya 今のところ、18日に出発して、日本戦を2試合と、他の試合もいくつか。それと、観光もできたらいいなと思っています。

──18日の出発で、日本戦が2試合ということは……。

Maaya そう、グループステージの3試合目とラウンド16の試合なので、勝ち上がってもらわないと困ります(苦笑)。

五十嵐 次も勝ったら、滞在を伸ばしてしまおうかと思います。

Maaya でも、会社が1週間以上は休めないので帰らないといけない……。ただもし、緊急事態宣言が延びるようなことがあれば、リモートで仕事ができますから、ワンチャンあるかもしれません。そんな感じです。

(※編集部注:その後、日程の変更があり、五十嵐メイさんは先に現地入りして、日本vsスペインを観戦!Maayaさんは変わらず、グループステージ第3戦からの観戦に)

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