12月10日と12日に、Ｆリーグ2021-2022 ディビジョン１の6試合が各会場で行われた。

大阪vs長野は7得点が生まれる乱打戦に

10日に、町田市立総合体育館でペスカドーラ町田とバルドラール浦安の試合が行われた。

この試合、先制点を奪ったのは浦安だった。第1ピリオド3分にガリンシャがボールをキープしてフリーの東出脩椰にパスを出すと左足でゴールに流し込んだ。

町田はこのまま浦安のペースに持ち込まれるかと思われたが、直後の4分に同点に追いつく。ロングボールを毛利元亮と相手ゴレイロが競り合い溢れたボールに倉科亮佑が反応し、右足でシュートを決めた。続く5分には、右コーナーキックからの浮き玉パスを、甲斐稜人が得意の左足でボレーシュートを叩き込んですぐさま逆転に成功する。止まらない町田は８分に、フリーキックの流れから最後は毛利が決めてリードを2点差に広げると、同じく8分には本石猛裕が左足で反転シュートを決めてリードを3点に広げる。さらに13分には、毛利がこの日2点目となるゴールを決めてハーフタイムを迎える。

第2ピリオドは、浦安がゴレイロを藤原潤に変える。するとその藤原を攻撃参加させてチャンスを作るがなかなかゴールを奪えない。スコアが動いたのは29分、コーナキックの流れから東出が決めて点差を3点に縮める。畳み掛けたい浦安だったが、次のゴールは町田だった。37分に本石が右サイドで反転して最後はまた抜きパスでフリーの甲斐へ、無人のゴールに流し込んで再びリードを広げる。そのまま試合が終了し、6-2で町田が勝利。先日、日本代表候補に選ばれた毛利、倉科、甲斐、本石が次々ゴールを決めてみせた。

12日に、ホワイトリンクで行われたボアルース長野とシュライカー大阪の一戦。

試合は、9分にアウェイの大阪が先制する。ゴレイロの高見政顕のパスを受けた磯村直樹がループシュートを決める。次の1点も大阪だった。15分に、左コーナーキックからの浮き玉パスを加藤翼がボレーシュートで決めてリードを2点に広げる。このままハーフタイムを迎える。

第2ピリオドはホームで負けられない長野が反撃に出る。26分に、左コーナーキックから松永翔がヘディングシュートを決めて1点を返す。さらに28分、右サイド高い位置でフリーキックを得ると、松原祥太が青山竜也とのパス交換から左足で決めて同点に追いつく。そして35分には、キックインの流れから田村佳翔のシュートパスに最後は青山が体ごと押し込んでついに逆転に成功する。

しかし、38分に大阪がパワープレーを開始。左サイドの奥にいた計盛良太が角度のないところから決めて同点に追いつく。37分27秒に長野の有江哲平がこの日2枚目のイエローカードで退場となると、39分に、数的優位のチャンスを生かし最後は磯村が押し込んで逆転。試合はこのまま終了し、4-3で大阪が勝利した。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

12月10日（金）

12月12日（日）

■順位表

※第18節終了時点 名古屋は2試合未消化、町田、浦安、大阪、横浜、立川・府中、すみだは1試合未消化

■次節試合日程

12月18日（土）

12月19日（日）

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