更新日時:2021.12.14
【日本代表/WEB取材】前半戦MVP級・堤優太が初の合宿へ。「W杯を見て、次は自分の番だと思っていた」
PHOTO BY高橋学,JFA
フットサル日本代表は13日、高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを実施。木暮賢一郎新監督の下で初めての活動がスタートした。初日は、「ポジショニング」をテーマに、代表のコンセプトを選手に落とし込むための内容が中心に組まれ、初招集選手も強度を落としながら“型”を確認するセッションとなった。
Y.S.C.C.横浜から選ばれた堤優太も、初の招集。シーズン序盤に圧倒的なパフォーマンスを示してきたアタッカーは、新生・日本代表の活動に参加してどんな思いを抱いたのか。練習後のオンライン取材で聞いた。
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大輔さんから「自分の武器を出そう」と言われてきた
堤優太(Y.S.C.C.横浜)
──初日のトレーニングを終えての感想をお聞かせください。
今日のメインテーマはポジンショニングと、これからスタートしていくなかで、どういった方向で進んでいくかを確認するトレーニングでした。体ではなく頭を使っていくということだったので、そこは個人的にも意識して取り組めました。
──ケガから復帰して、コンディションはどうですか?
足のケガから完全に復活したわけではなく、今は8、9割くらい。ただ、試合をしていくなかで痛みもなくなり、100%でやれるようになっているので右肩上がりですね。
──初めての日本代表はどうでしたか?
初招集ですし、緊張感もありましたが、常に準備はしていたのでスムーズに輪に入れたのかなと思います。
──「常に準備はしていた」。いつ頃から意識していたのでしょうか?
W杯期間中は、試合を見ながら次は自分の番だと考えていました。
──今シーズンは序盤戦からパフォーマンスが高く、結果も残していましたし、いけるという自信もあったのでしょうか。実際に入ってみて、手応えはありますか?
シーズン序盤は良さを出せていたので、そこはアピールできていたと思いますし、そうした武器は出せていたのかなと。やれるという手応えは持っていました。
──今日は戦術理解度を高める意味で頭を使うメニューだったと思います。
ウォーミングも含めすべてのトレーニングが初めてやることでした。自分としてはテンポが早いと感じましたが、体の強度はそこまで求められなかったので、頭を休めえず、頭を動かすことを意識して取り組んでいました。
──そこの部分も手応えがあるのでしょうか。
初日を終えたので、ここからさらに慣れて、自分の武器を出せていけると思います。
──初招集を受け、周囲の仲間やご家族などメッセージをもらいましたか?
チームメートからも、大学時代の友達からもメッセージをもらいましたし、お世話になった高校の監督なども連絡をもらいました。うれしい思いと、ここからだなと。大学時代の監督からは「ようやくスタートラインに立てたな」と言ってもらいました。「ここにいるのは周りの仲間にも感謝しないといけない」と伝えられ、それを痛感しています。
──チームメートの松井大輔さんからの言葉はありましたか?
昨日はナイトゲームで試合後すぐに帰ったため話す時間はなかったのですが、日頃から「自分の武器を出そう」と大輔さんから言われているので、そこを出していきたいです。
──今回は木暮監督が左利きを5選手集めました。意識してプレーしていることは?
フットサルにおいて左利きは重要なので、左からのドリブル、シュート、ピヴォ当ては監督からも求められることですし、自分の良さを出すことが一番だと思っています。
──あらためて自分の武器とは?
スピードを生かしたドリブルと、セカンドボールを拾った後の素早いカウンター、そこからのフィニッシュ、シュートが武器だと思っています。
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