12月24日と25日にＦリーグ2022-2023 ディビジョン１の第18節の6試合が各会場で行われた。

すみだが暫定首位・名古屋から4ゴールを奪い、無敗記録をストップ

25日には、瑞穂アリーナにて名古屋オーシャンズvsフウガドールすみだの一戦が行われた。
直近2試合で連敗を喫し、暫定3位の町田とは勝点差が9に広がり、プレーオフ争いで一歩後退していたフウガドールすみだ。

落ち込む隙もなく迎えたクリスマスの対戦相手は、今シーズン無敗中の名古屋オーシャンズ。

引分けられれば大金星と思われたこのカードで、アウェイチームのすみだは意地の熱戦を演じ、プレーオフ枠獲得に希望をつなぐ勝点3を掴んだ。

第1ピリオドの開始序盤から、早速試合は動き始める。1分36秒、相手陣内のキックインのチャンスから、キャプテン・栗本博生がダイレクトで相手のディフェンス横をかすめるシュートで、先制点を奪う。
続けて、3分19秒には、自陣内でパスを繋いでいた名古屋のボールを清水和也がカットして奪うと、そのまま左サイドからシュートを放ち追加点を奪った。

キャプテンとエースによる立て続きのゴールに沸く、すみだベンチ。10分54秒に1点を返されるも名古屋の攻撃に耐え、1点リードで第1ピリオドを終えた。

第2ピリオドは、1点リードするなかで守備を固めるすみだだが、少ない攻撃のチャンスを掴み、しっかりとゴールに繋げた。

23分31秒には宮崎曉から清水和也、そして北村一樹への連携プレーが功を奏し、最後は北村がゴールネットを揺らして1-3と点差を広げた。

さらに勢いづいたすみだは、29分55秒にパワープレー返しで中田秀人がゴールし追加点。名古屋にとって今シーズン最多失点数となる4ゴールを奪うことに成功した。

ここから名古屋の反撃により、2失点したすみだだが、最後は逃げ切り3-4で試合終了。すみだのファン・サポーターに向けて、最高のクリスマスプレゼントとして勝ち星を贈り、名古屋の無敗記録に土をつけた。

また、同日25日には、函館アリーナにてエスポラーダ北海道vsバサジィ大分の試合が行われ、先週ボアルース長野との裏天王山を制し5ヶ月ぶりに勝ち星を掴んだ大分が、今シーズン初めての連勝を果たした。

前節、13失点で大敗したエスポラーダ北海道との一戦。第1ピリオドでは、互いに引いてディフェンスを行い、なかなかスコアが動かず拮抗した試合展開ながらも、我慢強く得点機会伺う大分。

前半終了まで30秒に迫るなか、ついに待ち望んだチャンスが訪れる。ゴレイロの茂呂翔也のロングフィードを、小門勇太が頭でさらにに前に送ると、野口茅斗がこのボールを拾い右足で一蹴。先制点を奪った。

続く第2ピリオドでも、北海道に大きな決定機を与え時計の針は進み、27分20秒に再び茂呂のスローインを小門が足元に収め、シュート。ボールをニアサイドにに突き刺し、2点目を奪った。

さらに、試合終了間際の38分30秒と39分45秒には野口がパワープレー返しで2得点を追加し、この日ハットトリックをマーク。0-4のクリーンシートで今シーズン初めての連勝を収め、ディビジョン１残留に向けて一歩前進した。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

12月24日（土）

12月25日（日）

■順位表

■次節試合日程

1月13日（金）

1月14日（土）

1月15日（日）