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ブルーノ・ジャパンの挑戦
2021.05.22

【日本代表/WEB取材】昇り竜・樋口岳志が描く、流経大の先輩・守田英正のような成長曲線。「今季の目標は、去年の自分を超えること」

PHOTO BY高橋学

5月20日から5月23日まで、静岡県でトレーニングキャンプを行う日本代表。“A代表”とはいえ、今回は「A代表とU-20代表の間をつなぐ世代間の健全性を維持するため、平均年齢約23歳という構成になっている」(ブルーノ・ガルシア監督)と、サッカーにおけるU-24の“五輪代表”のような位置付けの活動となる。初招集10名を含む20名は、今年9月のW杯はもちろん、この先の日本代表の中軸を目指すメンバーだ。彼らは、今回の4日間のキャンプを通して何を蓄積し、まもなく始まる新シーズンにどのように向かっていくのか。キャンプ3日目の午前練習を終え、流通経済大学サッカー部を経てフットサルに転向し、ブルーノ監督に、あらゆるプレーができる選手を意味する「ウニベルサーレ」と言わしめた樋口岳志がオンライン取材に応じた。


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もう若くない。同年代の選手には負けられない

──初招集の感想を聞かせてください。

率直にうれしいですし、頑張りたいです。日本代表はすごく強度が高いです。

──母校である流通経済大のホームページにも、樋口選手の日本代表キャンプ選出のニュースが出ていました。大学には同期や先輩後輩にJリーガーも多いですし、サッカー日本代表の守田英正選手も先輩ですよね。そうした環境で培ったものなどはありますか?

大学時代は、良い環境でサッカーをやらせてもらっていましたし、周りのレベルもすごく高かったです。フットサル歴は浅いですが、大学サッカーで学んだ球際であったり、体の使い方は生きていると思います。守田さんは2学年上なのであまり話したことはないのですが、当時から絶対的な存在でした。大学時代の同級生からは、激励のメッセージなどをもらいましたね。

──それと、同じタイミングで日本代表初招集となった荒川勇気選手は、旭川実業高校サッカー部の同級生。すごいストーリーですね。

そうです、同じ年齢です。高校を卒業してからは、お互いに関東の別々の大学でサッカーを続けていたのですが、試合で対戦することはありませんでした。フットサルは僕が先に始めていて、後から彼も始めたのですが、「いつか同じチームで一緒にできたらいいね」と。それがまさかこの代表合宿だったという(笑)。めちゃくちゃうれしいです。

──すごいですね。荒川選手とはなにか話をしましたか?

お互いがんばろうと。特に深い話はしていません。高校時代、彼はFWで、僕は1.5列目の選手だったので、勇気は体が大きく前線で起点をつくってくれて、僕がそこにパスを出すという関係でした。代表には、ここから2人そろって上がっていきたいですね。

──樋口選手は、2017年にAFC U-20フットサル選手権を戦ったU-20日本代表以来の招集となります。

(当時の監督の鈴木)隆二さんのときとも練習が似ていますし、4年前に一緒に戦ったメンバーとまたやれるのは、すごく感慨深いです。うれしい気持ちもありますし、先に上に行っている(清水)和也とかもいるので、負けられないという気持ちも、両方あります。

──当時はまだ、Jリーガーを目指す道もありましたが、そこからフットサルに進んできました。

はい、サッカー選手で上を目指していましたが、自分のなかで厳しいなと思って。フットサルではU-20代表に選んでもらっていたので、心のどこかで、サッカーが無理だったときに、フットサルの道もあるのかなと思っていたので、それで始めた感じでした。

──U-20代表に選ばれたことは大きかった。

そうですね。ただ、本格的にフットサルの日本代表を意識し始めたのが、2020-2021シーズンにボルクバレット北九州に移籍してからです。それからはこの舞台を意識して、昨シーズンは1年間プレーしていました。

──当時からポジションも変わり、今はピヴォに転向しました。

本当に、課題ばかりです。これから自分が伸びていくことは楽しみですが、僕が大学でサッカーを続けていたり、F2のトルエーラ柏でプレーしていた時期に、和也とかはどんどん上にいってしまったので焦りもすごくあります。けど、自分にできるペースでやっていっています。

──北九州でのプレーもそうですが、レベルの高い選手とこうしてキャンプをすることは刺激になっているのでは?

そうですね。僕よりも若い選手もいますし、純粋にすごいなと思いますし、逆に、自分はもう若くないんだと感じました。

──参考にしている選手はいますか?

ボルクの(昨シーズン限りで現役引退した)ウーゴ・サンチェスと、チャオ・クリスチャンの2人のスペイン人は、日本人にはない感覚をもっています。どのようにすごいか、参考になっているのかを言葉で表現するのは難しいのですが、すごく刺激になっています。あと、監督の馬場(源徳)さんもスペイン人ぽいです(笑)。

──この先、日本代表に残るために、今シーズン掲げている目標はありますか?

とにかく、成長することです。具体的な数字は決めていなくて、「去年の自分を超える」ことです(編集部注:昨シーズンは22試合・6得点、ベンチ入りしながら出場がなかったのは1試合のみで、全試合に登録)。

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