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2021.09.01

【日本代表/WEB取材】W杯が1年前なら外れていた毛利元亮がキャップ数0から積み上げた思い

PHOTO BY高橋学

FIFA フットサルワールドカップ リトアニア2021へ向けたスペイン・ホルトガル遠征で日本代表は、ポルトガル、アルゼンチン、スペインといった世界トップの強豪国などと対戦してきた。手応えを得て最終調整段階に入った9月1日、オンライン取材が行われた。

代表キャップ数0で登録メンバー最年少の毛利元亮、その取材対応に驚かされた。まず前回とは別人のように言葉数が増えた。そして、その言葉からは彼が「日本代表を背負い始めた」ということをはっきり聞き取ることができた。「課題は多い」「出場時間は短い」「ワンチャンスに賭ける」それでも自分がこの代表チームに“いる”理由を、正直に語ってくれた。


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自分が呼んでもらったポイントは「気持ち」。すべてをぶつけてチームのプラスになる

──W杯登録メンバーに選ばれた感想と、ファン・サポーターへのメッセージをお願いします。

まず、選んでいただいたことは、とても嬉しく思っています。本来であれば去年に行われていたW杯で、その時点で自分はリストにも入っていない選手だったので、この一年で成長を見せられたのかなと思っています。前回出られなかったことで、あいてしまった4年間を埋めるために、自分たちがどのようにして日本のフットサル界を盛り上げていけるかが今回の大会は重要になるので、ファンのみなさんにも期待してもらえればと思います。

──この一年で目覚ましい活躍して、代表に招集されてW杯へ。どう振り返る?

昨シーズンの始めは、あまりうまくいっていない部分もありましたが、後半になるにつれて出場機会が増えて自分を出せました。その結果、得点を取ることができ新人賞(2020-2021シーズン)をいただけたと思います。

──いわゆるスピード出世、環境の変化について驚きは?

そこまではないです。1シーズン目(2019-2020)は(森岡)薫さんがペスカドーラ町田にいて、自分は2番手ピヴォの立ち位置でプレーしていましたが薫さんがいなくなって、やらなければいけない立場なった。周りもそういう認識の中で、その期待に応えられていると思っています。

──その森岡選手など素晴らしいピヴォがいるなかでW杯メンバーに選ばれた。大会での自分の役割は?

素晴らしい選手がいることは事実で、その選手たちを差し置いて自分が呼んでいただけてるポイントの一つは、「気持ち」だと思っています。誰よりも戦うところ、勝負に対する気持ちは、持っていると思っているので、そういう部分でチームを鼓舞したりプラスを与えられるようにしたい。

──昨日までの国際試合の感想を。

まず、Fリーグとやっている相手と比べるとやはり雲泥の差があると感じました。審判の判定の基準やスピード感は、まったく違うものを感じます。その中で、自分ができていることとできていないことが試合を重ねるごとに、はっきりわかるようになってきました。課題については、今すぐに克服できる問題ではないと思いますが、W杯までの残りの期間で少しでも克服して長所伸ばしていきたいです。

──その課題と、できている部分とは?

課題は、一つ目はフィジカル面です。日本ではフィジカル負けしないところでも、こっちだと選手の体の大きさも違うので。そういうフィジカルの部分ですね。あとは、相手のスピードです。選手の足の速さもありますが、一番は判断スピードが違う。自分の判断スピードではまだまだだと思います。今できている部分は、ディフェンスの部分。前からのプレッシャーは少しは強豪国相手でもできていると感じています

──一方でピヴォは得点も求められるが、意気込みを。

現状、出場時間は長くない中でワンチャンスを決められるかが鍵だと思うので、出た時にチャンスがあれば必ず決めたいです。

──代表キャップ数0からここまで代表にいる中で得たものは? 「9年ぶりのW杯で結果を出して日本フットサル界を盛り上げたい」という趣旨の発言からも責任感を感じとれるが?

(星)翔太さんと(清水)和也くんがいて、自分は3、4番手のピヴォとして得ることしかない合宿です。(吉川)智貴さんなどいろいろな方から話を聞いていて、前回のW杯に出られなかったことに関してすごく責任を感じていると感じました。W杯を逃してからの5年間でフットサル界が盛り下がってしまった、というのは少なからずあると思います。また盛り上げるためにはW杯で注目集めるしかないというのが合宿に来てから感じる部分です。自分たちの思いや、日本からの応援を背負って、少しでも高い結果を残せるように頑張りたいです。

──敗退した5年前は何を?

ちょうどフットサルを始めたくらいで、ちゃんとフットサル日本代表の試合を見たのが最終予選前のコロンビア戦でした。W杯に出るのは当たり前というイメージで見ていて「現状そういう感じなんだな」と感じたことを覚えています。

──そのW杯に立つことになる。改めて意気込みをお願いします。

現状では足りない部分が多いのが正直なところですが、その中でもできることはあって、自分の持っているものをすべてぶつければ少なからずチームのプラスになれると思っています。そのために最善の準備したいです。

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