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2022.09.09

【日本代表/国内合宿取材】祖国との国際親善試合を前に、ヴィニシウスは「Fリーグでも代表でも歴史を作りたい。ブラジルに初勝利できたら最高」

PHOTO BY高橋学

フットサル日本代表は、5日から高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを実施。15日と18日に行われるブラジル代表との国際親善試合へ向けて調整している。

昨年、初めて日本代表活動に招集されて以来、代表活動に呼ばれ続けているクレパウジ・ヴィニシウスにとっては、生まれ育った祖国と戦うことになる。

そして、同じくブラジルから日本国籍を取得して戦うピレス・イゴールとは代表で初共演にもなる。チームメートとして同じピッチに立つのは、ペスカドーラ町田で共にプレーしていた昨シーズン以来となるが、日本代表選手として一緒に戦うというのはまた違った感覚のはずだ。特別な一戦を前に、どんな心境でいるのか。8日、練習4日目を終えたヴィニシウスが取材に応じた。

取材=川嶋正隆
編集=舞野隼大


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日本代表でイゴールとプレーするというのは全然イメージできていなかった

──日本代表のトレーニングキャンプが行われて、4日目が終わりました。ここまでを振り返っていかがですか?

ブラジル戦に向けて、素晴らしい4日間を過ごしていると思います。東アジア地区予選の時とメンバーが6人くらい違うので、新しい選手は木暮監督のやり方に慣れてない部分はありますけど、みんなでコミュニケーション取ってできているので、初日と比べてどんどん形になってきていますし、サインプレーもできています。

──木暮監督の元、重要な役割を担っていますが、チームを引っ張ることに関してはどう考えていますか?

シュライカー大阪の時から木暮監督のやり方や狙いどころは分かっています。ただ、それだけで呼ばれているわけではなく、自分にはゴールを決める役割もありますし、ベテランとして若手をサポートする役割もあると思います。一人ひとり求めらている役割は違いますけど、みんな重要な選手ですし、みんなの役割を合わせてチームが勝てるようにすることが一番いいと思います。

──若手選手に対しては、どんな声をかけていますか?

自分のチームでやっていることと木暮監督が求めていることの両方があるので、そこで上手くいかない時に、ベテランや慣れている選手がアドバイスをすることがありますけど、自分のチームでできていることができれば、木暮監督は何も言わないと思います。一番大事なのは結果です。この形でゴールを決めても意味がないということは絶対にないので、自信を持ってプレーしようと声をかけています。

──来週には祖国・ブラジルとの連戦が控えていますが、楽しみですか?

僕にとっては生まれ育った国ですし、世界でトップレベルの代表とホームで戦えるので楽しみですね。僕は、Fリーグでも代表でも歴史を作りたい人なので、ブラジルに初勝利できたら最高ですね。

──ブラジル代表のマルキーニョス監督とは、ヴィニシウス選手とイゴール選手で日本に呼んでイベントを開催したことがありました。その監督と対戦することについては?

この前、マルキーニョス監督から「代表メンバーはいつ発表される?」とか「バナナはメンバーに入ってますか? イゴールは入ってますか?」ってメッセージが来ていました(笑)。あと、「試合のために日本へ行くことはすごく楽しみ」と言ってましたし、ブラジルとしても日本に来て試合をすることはすごくいい経験だと思います。でも、僕は勝ちにいきたいと思います。

──イゴール選手と日の丸を背負って一緒に戦うのは、今回が初めてになります。

11年前に日本へ来た時、イゴールと一緒に日本代表でプレーするというのは全然イメージできていなかったですし、イゴールもイメージできていなかったと思います。僕が日本代表に選ばれていなかった時からイゴールは「諦めなければチャンスは必ず来る」と声をかけてくれましたし、イゴールも木暮監督になってから「モチベーションを落とさずに一つひとつやっていこう」と2人で話していました。イゴールは今シーズンから浦安に移籍してしまったので、ペスカドーラ町田では一緒にプレーできなくなりましたが、こうしてまた一緒にプレーできることはすごく楽しみですね。ブラジルに勝って、アジアカップで優勝できれば最高ですね。

──やはりイゴールが町田から退団して寂しさはありますか?

そうですね。ピッチ内外で信頼している選手なので、悲しい気持ちはありましたけど、スポーツの世界では仕方がないことですし、イゴールのことはいつでも応援しています。でも、この前のリーグ戦では浦安に負けてしまったので、今はイゴールに勝ちたい気持ちもあります(笑)。

──ブラジルとの2試合は、どちらもチケットが完売していますが自分のどんなところを見てほしいですか?

僕がFリーグに来てからいろいろな人がいつもサポートしてくれています。日本に帰化することができましたし、日本で家族もできました。日本でいろいろなことができたので、それを日本人や日本のフットサル界に返したい気持ちがあります。島根でも豊田でもどこでも、その返したい気持ちをピッチで見せたいしです。勝敗は分からないですけど、100%を出して、フットサルを盛り上げるための機会を作りたいと思います。


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