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2022.09.11

【日本代表/国内合宿取材】浦安とのトレーニングマッチで勝利し、木暮賢一郎監督は「ブラジルにホームで初勝利を挙げれそうな気運を感じる」

PHOTO BY勝又寛晃

10日、高円宮記念JFA夢フィールドで日本代表はバルドラール浦安とトレーニングマッチを行い、6-3で勝利。5日から行われたトレーニングキャンプの積み上げを発揮する場であり、5日後に控えるブラジル代表戦へ向けたトライアルの場になったこの試合を、木暮賢一郎監督はどのように感じたか。

そして、“木暮ジャパン”初招集の選手に対する評価や、AFCフットサルアジアカップでの戦いも見据え、どんな狙いを持ってこの試合に臨んでいたのか。トレーニングマッチを終えた木暮監督が取材に応じた。

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細かい準備をしていくための土台ができている

──バルドラール浦安とのトレーニングマッチを終えて。

このグループで初めて試合をする選手もいたので、いろいろなものが見られましたし、非常に雰囲気はいいです。明日、しっかりリカバリーをして松江に入りますが、ブラジル戦へ向けて細かい準備をしていくための土台ができているので、非常にいい入りができたと思っています。

──今日のトレーニングマッチを通じて満足した点、改善したい点は?

代表にはクラブでいいパフォーマンスを発揮している選手を呼んでいるので、何が持ち味で、自クラブでどういうプレーをしているかというのは、十分理解しています。短い時間で日本代表のやり方を理解していきながらも、自分のいいところが消えないようにするため、慣れている選手とすぐアジャストできた選手、多少まだ苦しんでいる選手がいました。何かを蓄積していく時期はあると思うので、そこを超えればさらにいい状態になると思います。苦しむ姿や理解が深まった様子の選手を見れたというのが、一番の収穫でした。

次はブラジル戦なので、今日のゲーム以上に相手はピヴォを使ってくる。どうやってピヴォにボールを当てさせないようにするか、当てられたらどうやって対応するのか。我々もそうですが、ブラジルも同等かそれ以上にGKを上げてくるので、そこに対してどう守るか。今日、浦安さんもそういうシーンを作ってくれたので、そのなかで見つかった課題を分析して、ブラジルに勝つための準備をしていきたいです。

そして一番良かったのは、このアリーナの雰囲気ですね。代表チームが注目されて、こういったゲームにメディアのみなさんもそうですし、(星)翔太や市原(誉昭)さん、比嘉(リカルド)さんといった過去に代表を引っ張ってくれたOBにも来ていただいて、彼らからのメッセージは選手に十分届いたと思いますし、選手のエネルギーになると思っています。

──セットの組み合わせに関しては、固定しないでいろいろなパターンを試しているように見えました。ブラジル戦やその後のアジアカップに向けて固めていくということでしょうか?

自分のスタイルはセットを固定して、ということではないです。ブラジル戦というよりかは、アジアカップを勝ち抜くために、ピヴォを置く時間帯、置かない時間帯だったり、1対1を仕掛けたい時間帯、コレクティブに試合を進めたい時間帯、GKをどうやって使うかとか、呼んでいる時点で様々なシステム、組み合わせを熟孝してベストな形として呼んでいます。

そういう意味で、トレーニングだけですべての組み合わせを作り出すというのは難しいので、試合の時間帯、スコアに応じて、どういう組み合わせが最適なのか見て、次のフェーズへつなげたかった。いろいろな組み合わせを実際に使うことができたので、それは一番良かったです。

──長坂拓海、内村俊太、石田健太郎といった新戦力組の評価はいかがですか?

立ち上げから招集機会がなかったですけど、非常にいいパフォーマンスを続けていました。先ほど言った「いろいろな状況に最適な選手を」というところで、例えば内村俊太であれば、相手の強いピヴォに対しての期待値があります。健太郎と拓海は、自クラブとシステムは違いますけど、非常にクオリティが高く、ピヴォがなかなか機能しない時の解決策にもなります。

早く適応できるよう、彼ら自身努力していますし、我々コーチングスタッフもサポートできるところはやっています。大会までには全員がいい状態になって、誰が出ているのかを理解しながらプレーをできるように進めていきたいと思っています。

──チーム発足後、非公式試合も含めた11試合すべての試合で無敗記録を継続していますが。

そうですね。オフィシャルなゲームであるかどうかとか、対戦相手が、というのはありますけど、代表のエンブレムを背負って戦うゲームに価値が高いも低いも、勝っても負けてもいいというのはないです。次の試合が約束されていないのが代表なので、いつ最後になるか分からないプレッシャーがあります。

多くの人が行きたいと思っている場所がここになるので、選手には相手がクラブチームだろうと、国内のゲームだろうと、オフィシャルのゲームだろうと、何かの招待試合だろうと、我々は勝つために毎試合ベストを尽くす。勝ちながらチームを強くしていくということを選手には言い続けています。驕ることはなく、勝ち続けながらチームを作れていることに関して、選手たちを誇りに思います。

一方で、いつもいつも勝ち続けられるわけではないです。冷静に見れば、今度のブラジル戦は我々にとって初めてレベルの高いゲームになると思います。世界ナンバーワンの相手に臆することなく、我々が取り組んでいることをしっかりと出したいです。ブラジルにはまだ勝ったことがないですが、ホームで初勝利を挙げれそうな気運を感じています。勝つつもりで準備しているので、次が12勝目になるよう、いい準備をしたいと思います。

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