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2020.10.11

【日本女子代表/WEB取材】フットサルへ転向し、32歳で代表初招集となった筏井りさ「サッカーとフットサルは互いに生かせる」

PHOTO BYSAL編集部

フットサル日本女子代表は10月9日から3日間、千葉県・高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプを実施。最終日となる3日目の午前中にはフウガドールすみだレディースと、午後にバルドラール浦安ラス・ボニータスとトレーニングマッチを実施。すみだに4-0で、浦安に3-0でそれぞれ勝利を収めた日本女子代表。

浦安との試合後、WEB取材が行われ、筏井りさがインタビューに応じた。

2018年に浦和レッズレディースで現役引退をし、さいたまサイコロでフットサル選手としてのキャリアをスタートさせた筏井。2018シーズンのプレーオフでは準決勝、決勝の4試合で7ゴールを挙げてブレイクをした。しかし昨年5月、右膝前十字靭帯を損傷。半年間の戦線離脱を強いられてしまう。それでも、長きにわたるリハビリを乗り越え、今回32歳にしてはじめてフットサル日本女子代表に選出された。筏井は3日間のトレーニングキャンプを終えて何を感じているのだろうか。

※トレーニングマッチの得点者及び得点時間は以下のとおり
1試合目   vsフウガドールすみだレディース
○4-0
7分平井成美、14分玉川華帆、18分江口、23分筏井りさ

2試合目   vsバルドラール浦安ラス・ボニータス
○3-0
1分江口未珂、28分江川涼、38分江川涼

今回は悔しい3日間になった

──32歳でのフットサル日本女子代表への初選出ですが、選ばれた瞬間の率直な心境を教えてください。

フットサルを始めたときから競技としてやる上では何歳になっても日本代表は目指すべきところと思ってやっていた。フットサルを始めて3年目で、正直とても嬉しかったです。去年、ケガをしたのでようやくチャンスをもらえたと思って嬉しかったです。

──去年はケガをしてしまってタイミングを逃してしまっていましたが、それから代表入りに向けて自分自身取り組んできたことは?

日本代表のコンセプトというところで、これを個人の能力だけで、チームでやっていることだけで代表に選ばれたら何もできないなというところ。スペイン遠征だったり選ばれなかった親善試合で、チームで普段求められない部分だったり、映像を見て勉強したりしました。同じようなコンセプトをやっているチームの映像を見て、各選手がやっている役割を見て勉強して臨もうと思ってできることはやってきましたが、今回の合宿で他の選手とのコミュニケーションを含め、実際にやるのは難しいなというところを感じました。

──フウガドールすみだレディース戦ではゴールも決められていますがこの3日間で木暮賢一郎監督にはどういったことをアピールできたと感じていますか?

1点取ることができましたけど、今回の合宿で私に求められていることは、合っているかはわかりませんが、短い時間、少ないチャンスでしっかり結果を出すことだったと思います。浦安(バルドラール浦安ラス・ボニータス)戦では点を取れなかったので、そこでしっかり形にしたり、誰と組んでもボールを前で収めたり自分の形に持っていくことがまだまだ課題だなと感じました。今回は悔しい3日間になりました。

──今の話で言うと、起用のされ方は3rdのような使われ方だったのでしょうか?

1st、2nd、3rdでなく、4つ目のセットで出場した時間帯もあったのですが、他のセットの中にぱんと少ないチャンスの中に入れられるシーンが多かったので「その時間で結果残せよ」ということかなと。

──さいたまサイコロは代表の選手が少ないと思うので今回代表に選ばれたことで選手たちにいろいろなことを伝えられると思います。あと、女子サッカー界の選手にも伝わるのではないかと思います。筏井選手が発信していきたいこと、今後の取り組みでこういうことを意識したいと思うことは?

チームでは、最初にも言いましたが何歳になっても日本代表は目指すべきところだと思うので私のチームでもみんなが目指すために日々結果を求めてやっていくべきだなと思います。個の能力がある選手が多いですが、まだチームとしてフットサルを知らないところが多いと思うので、そこはチームに戻って木暮監督に教えていただいたこととか、こういうコンセプトや戦術、考え方があるというのをもっともっと落とし込んで勉強していきたいと思います。

女子サッカーの選手でもフットサルの代表になった方々はいますし、私も次の場での活躍があるんだなと。若い子でもサッカーを経験した選手がいますが、最近感じるのはサッカーとフットサルはやはり違う競技だなと。でも、私の能力でもありますがサッカースキルだったり個の能力は、女子サッカー選手がチャレンジしたときにフットサルの楽しさを新たに知って、チャレンジすることはすごく面白いことだと思います。今回一緒に合宿させてもらった仲間の強い想いとか、フットサルに取り組む姿勢とか、他のチームにいるときは気づけなかった。すごく強い想いに気付けたので、これからそういう歴史を作っていくのはすごく大事。サッカーをしていた選手にも「私もチャレンジしてみたいな」と思う人が出てきたり、育成年代からフットサルの技術、戦術を取り入れたりとか、別の競技のような感覚とは言いましたけど互いに生かせることを感じるのでそういったことを多くの人に伝えたいです。

──サッカーからフットサルに変わるにあたり、筏井選手は何が大変でしたか?

私はボールを触ってナンボの選手だったのでそこは特に問題はなかったです。ですが狭い中での4人のコンビネーションプラスゴレイラを含め4人がどうスペースを使うかがサッカーとは圧倒的に違っていて、ほぼバスケに近い。動き方の約束事だったり、戦術があるからこそ先に動け出せたりというところが正直まだ勉強不足だったりわからないところがある。想定した中で、局面を打開する戦術はすごく面白いと思います。まだ正直わからないタイミングとか動きはありますけど、そこが適応できたらもっともっと新しい世界が見れるのかなと思います。


【初日トレーニング前インタビュー】

・「明日大会があっても優勝できるチームをつくる。そこが明確な目標」木暮賢一郎監督

・「戦術も、練習や試合への姿勢も、気持ちも全部吸収して帰りたい」藤田実桜

【2日目午前トレーニング後インタビュー】

・「木暮監督の戦術のなかでゴールを奪いたい」江口未珂

・「学びにきたのではなく代表のポジションを勝ち取りにきた」高尾茜利

・「悔いがないくらい毎日準備して、代表活動がなくても準備する」吉林千景

【3日目練習試合後インタビュー】

・「選手層の厚みを感じられた合宿だった」木暮賢一郎監督

・「サッカーとフットサルは互いに生かせる」筏井りさ

・「選ばれると思っていなかったのでびっくりしました」玉川華帆

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