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ブルーノ・ジャパンの挑戦
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2020.08.22

【日本代表/WEB取材】層が厚くなる代表チームに手応えを感じるブルーノ監督。「非常に期待感のある素晴らしい出来になっている」

PHOTO BY軍記ひろし/JFA

8月18日から行われていた日本代表候補合宿も無事、最終セッションを終えることができた。最終日の練習後、オンラインで行われた取材にブルーノ・ガルシア代表監督が登場。今回の合宿の感想を語り、手応えを感じていることを口にした。

ブルーノ監督は「いつ呼ばれても準備ができている選手の層を厚くしておきたい」とこれまでにも何度も言ってきたように多くの選手を代表に招集し、チームのゲームモデルを浸透させている。

実は今回の合宿でもケガやコンディション不良のため招集できていなかった選手が何人かいたそうだが、その中でも「パフォーマンスが非常に高かった」と振り返っている。

ワールドカップ出場権を懸けたAFCフットサル選手権まで約2カ月。ワールドカップ本番まではあと1年。2つの大きな大会に向けて行われた今回の合宿を振り返ってもらった。

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とてもポジティブに感じた点が2つある

──トレーニングキャンプを終えての感想は?

いろいろなポイントで有効にこの期間を活用できました。役に立つ貴重な時間を過ごすことができて、満足しています。

──具体的にどんなところで有効にこの期間を活用できたと感じますか?

1つは、7月の活動は久しぶりに行った活動でした。そこではコンディションやチームのアイデンティティとなるゲームモデルを取り戻して、また成長していくための一歩目にしていました。それが成功した後の今回の2回目に関しては、さらにそれを向上させ、改善していく目的がありました。その狙いが見事に達成できる感触を得ることができたからです。

もう一つは、リストの中のメンバーから招集できないコンディションの選手が多くいました。大会が近くなり、新しいメンバーを呼んで実施した今回の合宿でしたがその中でもパフォーマンスが非常に高く、誰が呼ばれても準備できている状態が私たちにできていると感じました。その2点が、とてもポジティブに感じたところです。

──合宿の最後に行ったミーティングの内容は?

合宿の締めのときの話では、今話した1点目に重なることもあります。全体としては35名が大枠のリストに名前が載っています。その中で海外にいる数名を除いては16名はケガからの回復中だったり、コンディション不良ということで招集することができていない。そんな中で、今回の活動は非常に高いレベルのチーム内競争ができた。そのチーム内競争がもたらしてい各ポジションごとの層の厚さを感じさせてくれる状況でした。実際、今の状況はそんなに遠くない先に大会を控えています。

当然、パフォーマンスを出さなければいけない世界なので、どの選手に何が起きてどういう状況になるかわからない可能性がある。そんな中でもこれだけ層が厚く、チームアイデンティティをシェアできていることはチームを作っている側の視点で見ると「安心、安定を与えてくれる。いつも準備しておいてほしい」ということを伝えました。今回は実りある合宿にすることができました。毎回、毎回誰かに何が起きてもそのバックアップはいますし、自分がバックアップになったときにすぐに来れるというマインドで、安心と安全と引き締まった気持ちを持って引き続き頑張っていきましょう」というメッセージを送って締めました。

──「間近でコンディションを見たい」と仰っていたピレス・イゴール選手を実際に見てどんな印象でした?

イゴールに選手関しては、特別な事情があり、回復してからも何カ月も活動ができていない状況もあっての招集でした。今回は段階的にパフォーマンスの向上が見ることができ、私たちとしても期待感を持つことができ、彼自身もモチベーションと喜びを感じている状況でした。まだトップフォームというところまではいっていませんが、今回の出来というのは、こういう改善のステップを踏んでいけるという確認ができたことで継続していくモチベーションをさらに与えてくれるはずです。すぐにリーグが開幕しますが、それがさらに促進させてくれる。彼にとっても私たち見る側にとってもテストの場になると思う。そこに向けては前向きに捉えることのできる合宿になりました。

──初招集の水谷颯真選手はいかがでしたか?

水谷颯真選手は、段階的にですが初日からどんどんチームアイデンティティ、ゲームモデルといった戦術的なガイドラインを習得して発揮できるレベルが非常に高まっていきました。彼のもともと持っている個のレベルが非常に高いのは知っていましたが、約束事をもって取り組んでいるコレクティブなチームプレーの中でも、早く適応して発揮できることを確認できました。そういう素晴らしいキャンプになったと思います。そのことは、彼の所属しているクラブが持つ背景、その中で彼が常にチームの中で、リーグの中で競争してプレッシャーや困難な事情を処理しなければいけない。そういう課題を持って過ごさなければいけないので、そういった意味で適応しやすさを感じさせ、非常に高いパフォーマンスを見せてくれた。評価としては本当に素晴らしいものでした。

──2016年のアジア選手権でベトナム代表監督として対戦したときと比べて、日本代表が変化しているところは?

当時、日本と対戦する際もそうでしたが、対戦相手の弱点を探してそこを突くことをしていました。その弱点を4年前は突くことができた。当時と比べてどうかという比較はしたことがないですが、自分が取り組んできたのは、(弱点と)感じたことを強みにまでなるような改善ができている。今の日本代表チームは非常に期待感のある素晴らしい出来になっていると感じています。「本番はまだまだこれからだぞ」という気持ちでいますが、本番へ向けての準備ができているので、今のチーム状況に満足しています。

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